1stレグではドローに終わったこの1戦。多くの選手が戻ってきたユナイテッド相手にペドリ、ガビを欠くバルセロナがどこまで戦えるか、注目です。
ということで先日行われたヨーロッパリーグプレーオフ第2戦、マンチェスターユナイテッドvsバルセロナの感想です。
第1戦はコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
前半
ユナイテッドはサンチョをトップ下に配置した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するバルセロナはセルジ・ロベルトを左ウイングに配置した守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。
試合は共にプレスを掛け合う激しい展開となりますが、先に主導権を得たのはバルセロナ。ピッチを広く使うことは出来ないもののブスケッツのゲームメイクにデ・ヨングのキープ力と推進力、そしてレバンドフスキのポストプレーでボールを保持。そしてそのデ・ヨングの剥がしからのチャンスからバルデがペナルティエリアに侵入するとブルーノが倒してしまいPKを獲得。レバンドフスキが決めてバルセロナが先制します。
追いつきたいユナイテッドですがビルドアップがセンターバックの質頼みになってしまい苦し紛れのロングボールに頼るばかり。そのロングボールも精度に欠け攻撃の型を作れないまま前半を終えます。
後半
後半ユナイテッドはヴェフホルストに代えてアントニーを投入。さらにカゼミーロをビルドアップ時にディフェンスラインに降ろしパスの出しどころを増やすと、精度の高いパスをサイドに振り分けることが出来サイドアタックが活性化。
するとニアに走り込んだブルーノのパスをフレッジが詰めユナイテッドが同点に追いつきます。
更にトランジションが多い展開に持ち込むことでバルセロナのテンポを狂わせると、ラッシュフォード、そして交代で入ってきたガルナチョのドリブルで次々とチャンスを作っていきます。
そして波状攻撃のこぼれ球から最後はアントニーが丁寧にゴールに流し込む逆転すると、打開の為に選手を送り込むバルセロナの反撃を最後まで耐え抜きそのまま試合終了。
ユナイテッドがヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出を決めました。
総評
ユナイテッドは後半の修正がピタリとはまり逆転勝ち。テン・ハーグ監督の手腕の高さが改めて証明される形となりました。正直アヤックス時代は選手の質頼みの無茶な修正策を施しているイメージがあったのでこの巧みな修正力には頭が下がります。
またフレッジはゴールだけではなく最後まで切り替えの際の強度を見せ抜群の存在感を見せ、復帰して熱い守備だけではなくロングパスでも違いを見せたリサンドロ・マルティネスと共に勝利の立役者となりました。
一方バルセロナはまたしても修正が施されず敢え無く逆転負け。特にカウンターに転じる際のボール出しが拙く、次々とカウンタープレスの餌食になる事になりました。そんな中でも違いを作れるペドリ、ガビの不在は痛かったものの、監督も出来る事は沢山あっただけに非常に残念な所です。
強豪との対戦で確かな強さを見せ勝利したユナイテッド。ヨーロッパリーグ優勝候補に推されるのは間違いないでしょう。
では
 |
マンチェスターユナイテッド アンセムジャケット 【adidas|アディダス】クラブチームウェアーmln08
|
 |
|
