2位マドリーとは9ポイント差で首位となっており、この試合に勝利しラ・リーガ優勝をより確実なものとしたいバルセロナと、スーパーカップ、コパ・デル・レイでのクラシコで敗戦する等これ以上負けたくないレアルマドリードとの試合。リーガの行方を左右する一戦でどのような戦いを繰り広げるか注目です。
ということで先日行われたラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアルマドリードの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
ホームのバルセロナは守備4-1-4-1の4-3-3、対するマドリーは守備4-4-2の4-2-1-1を採用していました。
試合はホームのバルセロナがボールを保持。特に左サイドは基本サイドに張るバルデ、内にポジションを取るガビ、低めの位置からボールを散らすデ・ヨングの関係性が非常に良く相手を押し込んでいきます。
対するマドリーは前線の守備は機能せず特にデ・ヨングに自由にボールを回されますが、低い位置からのヴィニシウスのロングカウンターからチャンスを作り始めると、ナチョ、カマヴィンガで左サイドを崩したヴィニシウスのクロスがアラウホに当たりそのままゴールイン。マドリーが幸運な形で先制点を挙げます。
追いつきたいバルセロナは引き続き攻勢を強めていきますがそこに立ちはだかったのはクルトワで、次々とシュートを阻まれ中々得点には至りません。
それでも攻撃参加を見せたアラウホのクロスのこぼれ球をセルジ・ロベルトが蹴り込み同点に。前半終了直前にバルセロナが追いつく形で前半を終えます。
後半
後半も前半と同様バルセロナペースで試合が進み追加点を狙っていきます。何とか引き離したいマドリーは流れを変えるべくロドリゴとメンディを投入。
すると半ばフリーマンとなっていたロドリゴが流れを変えていくと、試合は徐々にオープンな状況に。そしてマドリーはさらに3枚替えを敢行すると、カウンターからのロドリゴのドリブルからカルバハルがクロスを上げ、途中投入されたアセンシオが押し込み勝ち越し点、、、かと思われましたが微妙な判定でオフサイドとなり勝ち越しとはなりません。
すると命拾いしたバルセロナはケシエ、フェラン・トーレス、ファティを投入し巻き返しを図ると、後半アディショナルタイムにバルデがペナルティエリアに侵入しマイナスのクロスを上げると、ケシエがファーで詰め劇的な逆転ゴール。そのまま試合は終了し、バルセロナがリーガ優勝に大きく前進する勝ち点3を勝ち取る事となりました。
総評
バルセロナはこの大一番を制しリーガ優勝を近づける事となり、更に内容面でも勝りチームのポテンシャルを示す事が出来ました。
特にこの試合輝いたのはデ・ヨングで、圧倒的なボールキープとボール奪取、そして判断の良さを見せ中盤を制圧。ビルドアップの中心、そして攻撃の起点として絶大の存在感を放ちました。そしてセルジ・ロベルトは同点ゴールだけでなく、良質なオフザボールで攻撃に奥行きを与え攻撃陣を活性化。ペドリ離脱を違う形で埋める事となりました。
対するマドリーは前線からのプレスが機能せず、さらにカルバハルがガビに引っ張られる形になりバルデを空けてしまう等守備組織の機能不全が大きく響きました。
そんな中で孤軍奮闘したのはヴィニシウス。苦手アラウホに対してもほぼ互角に渡り合う等、好調ぶりが伺えました。
これで首位バルセロナと2位マドリーの勝ち点差は12。バルセロナが劇的な逆転弾でまた一歩優勝に近づいた試合となりました。
では
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