今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第4回目は「バイエルン」です。
主な加入選手
マズラウィ(←アヤックス)
デ・リフト(←ユベントス)
フラーフェンベルフ(←アヤックス)
マネ(←リヴァプール)
テル(←レンヌ )
主な放出選手
ジューレ(→ドルトムント)
タンギ・ニアンズ(→セビージャ)
ロカ(→リーズ)
トリッソ(→リヨン)
基本フォーメーション
①泥沼の別れと堅実な補強
前人未踏のリーグ10連覇を果たしたバイエルンですがオフはエースであったレバンドフスキが移籍志願。当初は補強推進の為の駆け引きだと思っていましたが、徐々に彼が本気である事が明るみに。
ナーゲルスマン監督の戦術やクラブの対応(ハーランド獲得に動いたこと)に不満、そして元々あったクラブ幹部との確執が決定的となり、本人の練習ボイコットや移籍金のつり上げ交渉など泥沼化した後にバルセロナ移籍が決定。
結果的に6000万ユーロの移籍金を引き出すことに成功しますが、クラブに多くのゴールをもたらし17個ものタイトル獲得に貢献した選手との別れとしては寂しいものとなりました。
しかしその間にリヴァプールから万能アタッカーのマネを獲得、アヤックスからフラーフェンベルフとマズラウィを両獲り、そしてデ・リフトをユベントスから獲得しジューレ、トリソの穴を埋める補強を行う等クラブは堅実な補強を展開。
リーグ11連覇は十分に可能な陣容を揃えることに成功しました。
②攻撃力は変わらず
ただ典型的なセンターフォワードであるレバンドフスキの代わりにマネを加えた攻撃陣は戦術面の変更に不安を抱えると評されましたが、その評価を見事に覆す爆発力を発揮します。
ナーゲルスマン監督はビルドアップ時は幅を使うものの、フィニッシュワーク時にはペナルティエリアぐらいまで幅を絞らせ意図的にオーバーロード(ペナルティエリアにカオスを起こす)を行わせる戦術に移行。(昨シーズンから何度か見られ、それがサイドアタックからのクロスを好むレバンドフスキ退団のきっかけになったと言われています。)
その戦術は新加入のマネに見事に適しており、サイドに流れる彼に他選手が合わせて飛び込む攻撃は不規則かつ破壊力抜群。先日のボルシアMG戦ではゾマーの神がかり的なセーブに阻まれるもののここまでリーグ最多の得点を記録しています。
③不安要素はDF陣
反面守備陣には不安が残ります。現状リュカ、ウパメカノがレギュラー、デリフトが控える形になりますが、レギュラー二人ともストッパータイプでディフェンスリーダーを任せられる存在ではありません。
またデリフトも素質は確かながらも現状では役割を果てせるとは思えず、昨シーズンと同様守備から崩れる可能性はあり、ナーゲルスマン監督のハイラインを敷く戦術も重なって、今年もハイリスクハイリターンの戦い方が繰り広げられるでしょう。
エースの穴埋めは戦術でカバー出来そうで攻撃は問題にはならなさそうですが、昨シーズンと同様守備で苦しむ事になりそうなバイエルン。チャンピオンズリーグ優勝には守備陣の成長と監督の状況を見た舵取りが不可欠になってきそうです。
では
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