共に不調に陥っている2チーム同士のロンドンダービー。この試合で勝利し何とかラストスパートを切りたい所です。
ということで先日行われたプレミアリーグ第34節、アーセナルvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
アーセナルは右センターバックにキヴィオルを起用した守備4-4-1-1の4-3-3、対するチェルシーはカンテが迎撃守備をする守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。
試合はアーセナルがボールを保持し、ボールの取り所が定まらないチェルシーを押し込むと、左に流れたジャカの折り返しをウーデゴールが押し込みゴール。幸先よく先制点を挙げると、その後チルウェルのシュートをラムズデールが見事なセーブを見せ試合を引き締めます。するとジャカの折り返しをウーデゴールが押し込み追加点、再現性があり狙いの見えた素晴らしいゴールで早々に引き離しにかかります。
さらにホワイトのクロスからの混戦から最後はジェズスが押し込み前半だけで3点のリード。終始アーセナルペースで前半を終えます。
後半
後半チェルシーはハヴァーツを投入し打開を試みますが、選手交代だけでは差は埋まらず押し込まれ続けるもチアゴ・シウバの寸前のクリア、そしてケパのセーブで試合を終わらせません。
するとカウンターからコバチッチが持ち込むと、完璧な飛び出しを見せたマドゥエケにラストパス、左足で見事に沈め1点を返します。
すると息を吹き返したチェルシーはギャラガー、ムドリクを投入するもアーセナルは試合の勢いを削ぐことに成功しそのまま試合は終了。
アーセナルは暫定ながら首位に再び浮上し、優勝に一縷の望みを繋ぎました。
総評
アーセナルはライバル相手にチーム力の差を見せつけ、5試合ぶりの勝利を手にしました。やはり組織力は高くビルドアップはスムーズに行われ、得点力には何の問題も無い状態。だからこそ守備の整備は早急に行いたい所ですが、キヴィオルもまだフィットしていないのかまだ合格点とはいかない状態。いかに守備陣に最適解を見いだせるかが最後まで優勝争いに踏みとどまれるポイントになってきそうです。
そんな中圧巻のパフォーマンスを見せたのはウーデゴール。再現性の高いジャカと連携で2ゴールで勢いをつけ、更には守備でも奮闘。チームに欠かせない存在となっています。
一方チェルシーはこれで公式戦6連敗。行うサッカーは攻守共に狙い所が分からず、基本的な事(カバーリングやサポート)も出来ていない状態。ランパード監督はチームのメンタリティを変える為の登用ながら、それ以前の問題になってきています。
そんな中奮闘していたのはカンテとチアゴ・シウバの古株2人。前者は攻守のつなぎ役としてピッチを駆け回り、後者は寸前のクリア等不甲斐ない守備陣の中で周りを鼓舞。
どうしようもないチーム状態の中でも何とかしようという気持ちだけは通じました。
後はその思いにどこまで周りが付いてこれるのか、監督の戦術的な部分はほぼ皆無の状況なので選手がどこまで自分達で這い上がって来れるか、組織としては破綻しているもののこれに懸ける他なく、今後の戦いにも注目です。
何とか優勝争いに踏みとどまる勝利を手にしたアーセナル。最後までリーグの火を消さない為にも頑張って欲しいです。
では
![]() |
アーセナル オフィシャル ミニバーセット WM【サッカー サポーター グッズ】【スポーツ ホビー】【店頭受取対応商品】
|
![]() |
チェルシー オフィシャル ぬいぐるみ ミニベアー SB【サッカー サポーター グッズ】【スポーツ ホビー】【店頭受取対応商品】
|