リヴァプールはチャンピオンズリーグ出場権、対するアーセナルは首位固めの為にも絶対勝ち点3が欲しい両チーム。非常に激しい戦いが繰り広げられそうです。
ということで先日行われたプレミアリーグ第30節、リヴァプールvsアーセナルの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
リヴァプールは4-3-3を採用、対するアーセナルはジンチェンコをボランチにして3-2-5でビルドアップを行う守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はアウェーのアーセナルが激しいプレスでアーノルドをボランチの位置に配したものの、ポジショニングバランスが悪いリヴァプールのビルドアップを阻害していきます。
するとアーセナルは中央の連携から生まれたこぼれ球をマルティネッリが拾うと、見事なタッチでペナルティエリアに侵入し最後は右足で押し込み先制点を挙げます。
勢いが付いたアーセナルは中盤のプレスの強度不足が目立つリヴァプールを押し込みチャンスを次々と作っていくと、スルーパスに反応し飛び出したマルティネッリのクロスからジェズスが頭で合わせ追加点を挙げます。
しかし2点のリードを奪われたリヴァプールはより裏へのパスを意識して放り込んでいくと、ジョタがポストプレーから外へ流れマイナスのクロスを放ちヘンダーソンが方向を変えサラーがそのまま押し込み1点を返します。
すると流れは一気にリヴァプールに傾きアーノルドのクロスからジョタが左足で合わせるもラムズデールがセーブ。アーセナルの1点リードのまま前半を終えます。
後半
後半も前半の流れのままリヴァプールが相手を押し込んでいくと、コーナーキックの混戦からホールディングがジョタを倒してしまいPKを獲得。しかしサラーが外してしまい同点のチャンスを逃してしまいます。
それでもリヴァプールはチアゴ、ダルウィン・ヌニェスを投入すると次々と決定機を作っていきますが、ラムズデールが立ちはだかり中々得点には至りません。
押し込まれたアーセナルは逃げ切りを図るべくトロサール、キヴィオルを投入するも、逆にリヴァプールを勢いづかせてしまうと、ワイドでボールを持ったアーノルドがジンチェンコを躱し放ったクロスに途中出場のフィルミーノが頭で合わせ遂に同点に。
後半アディショナルタイムにも逆転ゴールの大チャンスを迎えますが三度ラムズデールに阻まれてそのまま試合は終了。
共に痛い引き分けとなってしまいました。
総評
リヴァプールは前半途中までは今シーズンを象徴するような酷い出来でしたが、アーノルドが観客を煽るような熱いプレーを見せると、強烈なプレス、そして積極的に裏を狙うらしい姿を見せドローにまで持ち込みました。
特にこの試合目立ったのは前述したプレーを見せ、更には同点弾をアシストしたアーノルドで、偽サイドバック化は正直あまり機能しているとは言えないもののサイドに流れた際のクロスの精度、そしてロングフィードは流石と言えるものでした。
願わくばサイドに張ってのロングフィード、クロスマシーンとなって欲しい所ですが、本人はよりプレー関与を求めているようでクロップ監督もそれを止めてはおらず、今後も議論の的になりそうです。
一方アーセナルは前半途中から完全にリヴァプールの勢いに呑まれて痛恨のドロー。ラムズデールのスーパーセーブが無ければ大量失点もあり得た内容となってしまいました。
また攻守において効いていたウーデゴールをベンチに下げ、僅かな時間でしか出場していないキヴィオルをピッチに送り出したアルテタ監督の采配も疑問符が残り(ファーストプレイで判断ミスをして決定機を作られる等散々な出来であったと言えます。)、これまで素晴らしい采配を見せていただけにこの大一番での交代ミスが今後大きく響かないことを切に願っています。
アンフィールドに呑まれ我を失ったチームと指揮官。今後の戦いでどこまで持ち直すことが出来るのか注目です。
では
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