前節敗北し追い込まれたバルセロナ。ホームでインテルの堅守を破れるか、注目です。
前節の結果はコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
バルセロナは守備4-4-1-1の4-3-3、対するインテルは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はバルセロナがボールを保持、右肩上がりのビルドアップでセルジ・ロベルトが中に入る形を取り、実質6トップとも言える布陣でインテル守備陣を崩しにかかります。
しかし前線に多くの人を投入する一方サイドの振り直しが出来ず、ウイングの強引な突破やペドリのスーパープレイに頼ることになり中々チャンスを作れません。
それでもレバンドフスキ等がサイドの深い位置を取れるようになると、インナーラップを仕掛けたセルジ・ロベルトの折り返しをデンべレが押し込んでバルセロナが待望の先制点を挙げます。
追いつかれたインテルはボールを前に運びたい所ですがチャルハノールのポジション取りが遅くボールは回らず、バルセロナペースで前半を終えます。
後半
後半も同様優勢に試合を進めるバルセロナですが、バストーニのロングボールをピケ、アロンソが見合いした形になりバレッラに叩き込まれ同点に追い付かれると、チャルハノールのボール奪取からのカウンターからラウタロ・マルティネスの素晴らしいトラップからのシュートを叩き込まれ逆転を許します。
その後バルセロナは次々と選手を投入し打開に努めますが、インテルはゴセンス、ベッラノーヴァを投入し5-4-1で守備固め。このまま試合が終わるかと思われましたが、ここから状況は大きく動くこととなります。
後半37分にレバンドフスキがこぼれ球を押し込み同点に追いつくと、インテルもゴールキックからラウタロ・マルティネスが敵陣に侵入すると、最後はゴセンスが押し込み再び勝ち越し。それでも後半ロスタイムにエリック・ガルシアのクロスをレバンドフスキが頭で合わせ土壇場で同点に。
互いに勝利の執念と魂を感じさせる怒涛の終盤を経て、勝負は引分に終わりました。
総評
セルジ・ロベルトがライン間に入ったことで崩しの部分は良化はしたものの、守備の判断ミスが目立ち引分に持ち込むのが精いっぱい。レバンドフスキの理不尽なゴール、そしてテア・シュテーゲンのスーパーセーブがありながら勝利を掴めなかったのは痛恨としか言いようがありません。
これで2連勝&インテルの躓きが必須とグループリーグ突破は絶望的なものとなり、収益的にも成績的にも非常に厳しい状況となりました。それでも週末にはリーガの運命を大きく左右するクラシコが控えているだけにシャビ監督のマネジメント力が試される事となります。
一方インテルは追いつかれたものの、アウェーで会心とも言える引き分けとなりました。
特に輝いたのはオナナとラウタロ・マルティネス。前者は幾度もピンチを救ったセーブに起点となったパントキックで2試合連続の活躍、後者はエリック・ガルシアを置き去りにしたトラップからのゴールと勝ち越し点の起点になる等終始バルセロナ守備陣を翻弄しました。
これで残り2戦でいずれかに勝利するとグループリーグ突破とかなり優位な状態に。チャルハノールのアンカー起用が嵌っていないのが気になるものの、いずれもグループリーグ突破&敗退が決まっているので強度やメンバーは多少緩まることが予想され、戦いやすくなると思われます。あとはこの勢いを苦しんでいるリーグ戦に持ってこれるかが、注目です。
いずれにしても終盤の怒涛の展開は選手達の執念と魂を感じられ、今後もこの2チームを追っていきたい、そう思わせる試合でした。
では
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