今回は2022年個人的に印象に残った出来事を幾つかに分けて書いていきたいと思います。
今回は「プロ野球編」です。
①悪夢の始まり
まずは3月25日のヤクルト戦です。
2022年、退任を発表した矢野監督4年目のシーズンの開幕戦。チームは糸井選手の4打点もあり、4回までの7点のリードを奪う等最高の立ち上がりを見せます。
しかし悪夢はここから始まります。青柳投手の代わりに開幕投手を務めた藤浪投手が7回3失点と試合を作るも後続が続かず、8回に1点差に詰められると、9回にマウンドに立った新守護神ケラー投手が2本の本塁打を浴び7点差をひっくり返される逆転負け。
この試合の敗北ですっかり勢いを削がれてしまったのかチームは開幕9連敗。そしてケラー投手は調整不足もあって2軍落ちして救援陣の再編を余儀なくされ、さらに自慢の機動力はこの試合での盗塁失敗が響いたのか途端に消極的になりチームは一気に下降。
よく開幕戦は1/143の試合と言い表せられますが、今年に関してはペナントレースの行方を示した重要な試合となってしまい、この躓きは大きな代償を払う形となりました。
②反撃の狼煙となった1戦
次は6月3日の日本ハム戦です。
交流戦を迎えたチームは借金を徐々に減らしてはいたものの、中々波に乗れない時期が続きました。そんな中で迎えたのは、かつて縦縞のユニフォームを着て甲子園を沸かせた新庄監督率いる日本ハム戦。
試合はいきなり先発ウィルカーソン投手が3回7失点と大炎上しいきなり6点のビハインドを背負うことに。それでも大山選手の3本の本塁打もあり1点差に追いつくと、山本選手のタイムリーで同点、そして島田選手の押し出し四球で逆転しそのまま勝利。
この勝利をきっかけにチームは日本ハム、オリックスに3連勝を挙げる等、最終的に交流戦を2位通過。その後の戦いを見ても正に反撃の狼煙となった1戦となりました。
③紙一重の勝利
最後は10月10日のクライマックスシリーズ第3戦目のDeNA戦です。
クライマックスシリーズを1勝1敗で迎えた運命の3戦目。先発の才木投手は3回途中2失点で降板する等悔しい結果となりますが、後続が抑えさらに打線は逆転を果たし、最終回を迎えます。
しかしこの日守護神として登板した湯浅投手が2本の安打と四球で1アウト満塁の大ピンチを迎えますが矢野監督直々の激励もあり、次の打者を併殺打に抑え紙一重の差で見事に試合に勝利します。
同点だけではなく逆転の可能性もあった極限状態、さらにこれがきっかけで選手の今後も決まってくるような状況で監督が動き声を掛ける。湯浅投手にとっては凄く励ましになったと同時にプロ野球選手としての自信に繋がった事柄であったと思います。
後々彼が大投手になった暁にはこの試合がハイライトになるかも知れませんね。
では
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