今回は2022年前半の阪神タイガーズの湯浅京己投手について書いていきたいと思います。
今シーズン前半の成績
37試合 1勝3敗27H 防御率1.80 WHIP1.09 35.0回 40三振 10四死球
①怪我を繰り返した3年間
湯浅投手は聖光学院高校からBCリーグの富山GRNサンダーバーズに入団。2018年に先発ローテーションの一角として定着すると、僅か1年で阪神から6巡目に指名される事となります。(同球団からNPBの球団と初めて契約した選手でもあります。)
そして実質高卒2年目の湯浅投手に対して首脳陣は慎重に育てる方針を決めましたが、6月に腰椎の疲労骨折が判明し長期離脱、2020年をほぼリハビリにつぎ込み事になります。
迎えた2021年も春季キャンプ中に右ハムストリングの肉離れの影響で出遅れるも、6月には1軍登録される事に。しかし結果は残せず再び登録抹消となり1軍登板は僅か3試合とに留まります。
入団から怪我に泣かされた3年間であったと言えます。
②圧巻のストレートとフォークを引っ提げ
しかし迎えた今シーズン、プロ入り後初めて1軍キャンプに抜擢されるとアピールを続けオープン戦でも圧巻の投球を披露。開幕1軍を果たすと、ペナントレースの開幕後も好投を披露し、ボロボロだった中継ぎの軸として奮闘します。
特に元々定評があったストレートは更に磨きがかかり、球速は150㎞前後ではあるものの打者にはより伸びて感じるのか質が高く、さらにウイニングショットにフォークを加えたことで三振が取れるようになり、イニング以上の奪三振を誇っています。
そしてその圧巻のストレートとフォークを引っ提げ4月6日にプロ初ホールドを記録すると、その後は8回の男としてセットアッパーとして定着。17試合連続無失点を記録する等、低迷するチームの中でも浜地、渡邊投手と共に嬉しいサプライズとなります。
③最優秀中継ぎも狙える位置に
しかし実質1年目&登板が重なっていた(当時はリーグ最多登板でした。)為6月6日にはリフレッシュの為一旦登録抹消されますが、復帰後も圧巻の投球を見せ続けてくれます。そして6月24日にはプロ初勝利を挙げると、最近は安定感も増しリーグ最多ホールドを記録してチームの驚異的な巻き返しの立役者になります。
そしてオールスターでもファン投票で堂々1位を獲得。躍進のシーズンとなりました。
ただ前述したように実質1年目で尚且つ怪我もある為無理はして欲しくは無いものの(昨シーズンの及川投手のようにはなって欲しくはありません。)、最優秀中継ぎも狙える位置に付けているので、是非狙って欲しいです。
度重なる怪我に苦しむも地道に努力を積み重ね花開いた湯浅投手。この勢いを後半戦も続けていって欲しいです。
では
阪神タイガース 球団承認グッズ元祖虎Tシャツドライメッシュ キッズサイズが加わりました!
|
【阪神タイガース公認】チェアーマット 40cm×40cm「タイガース」洗える ウォッシャブル 日本製 滑り止め 安い
|