今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-2 中日
阪神 2-5 中日 ●大竹 1勝2敗
阪神 2-1 中日 ○才木 1勝1敗
6勝 8敗 1分 36得点 46失点 4位
①何とか負けゲームを引き分けまで持ち込む
先発は2試合まだ未勝利の青柳投手。
序盤は中日先発柳投手との投手戦を繰り広げますが、4回に連打を浴びノーアウト1,3塁のピンチを背負うと中田選手のサードゴロの間に1点を先制されます。
更に7回に村松選手にタイムリーを打たれ2点差に。打線も7回まで柳投手に無失点に抑えられ、0行進を続けます。
しかし8回に糸原選手が12球粘った四球もあり2アウト2,3塁のチャンスを作ると、近本選手のタイムリー内野安打で1点を返し、さらに小幡選手の好走塁もあり同点に追いつきます。
その後延長に入り共にチャンスを作るも決めきれず、そのまま試合終了。何とか負けゲームを引き分けまで持ち込みました。
②相手の勢いに完全に呑まれ、逆転負け
先発は大竹投手。
初回打線は二つの四球からチャンスを作ると、佐藤輝選手のタイムリーツーベースで早々に2点を先制します。
大竹投手は3回、5回とピンチを背負うも何とか抑えるも、6回に3連打で1点を入れられると2番手岡留投手が押し出しの死球を与え同点に。更にタイムリーと再び押し出しとなる四球を与えてしまい、一挙4点を失い逆転されます。
打線は初回以降全くチャンスを作れず、8回には元阪神の山本選手にタイムリーを打たれ終戦。相手の勢いに完全に呑まれ、逆転負けを喫しました。
③投手力を前面に押し出して4試合ぶりの勝利
岡田政権下初となる打順総入れ替えで臨んだ試合。先発は才木投手ですが2回に山本選手にタイムリーを浴び1点を先制されます。
しかし直後の3回に2アウト1,2塁からこの日2番に入った梅野選手が同点となるタイムリーを放ち、試合を振出しに戻します。
才木投手は2回以降立ち直りランナーを得点圏に許さずにいると、7回に2アウト2塁のチャンスから中野選手が逆転となるタイムリーを放ちリードを奪います。
しかしその裏佐藤輝選手のエラーもあり2アウト1,3塁で先制打の山本選手を迎えますが才木投手が三振に切って取ると、8回は岩崎投手、9回はゲラ投手が見事に抑え試合終了。この試合4安打と振るわなかったものの効率よく点を取り、投手力を前面に押し出して4試合ぶりの勝利を挙げました。
総評
現在目下絶好調の中日相手に互角の結果。正直内容は振るわない中、前年王者の意地を見せたと言えるでしょう。
打線は3戦目に第一次も含めて見たことがないような総入れ替えを行い、これまで続けていた「固定化」を解除。裏を返すとそこまで深刻な状況であるということであり、選手達は相当な危機感を感じたことでしょう。
そんな中らしさを見せたのは糸原選手。1戦目の打席で見せたあの粘りは現状のチームに求められている姿そのもので、少ないながらも内容の良い打席を見せてくれています。
一方投手陣は青柳投手と才木投手が粘りの投球を披露。2戦目に掴まった大竹投手も5回までは素晴らしかったのでまだチャンスは与えられるでしょう。また中継ぎ陣も岩崎、ゲラ投手を中心に抑えられているので、今後もこの調子を維持して欲しいです。
次は開幕戦で勝ち越された巨人戦。正直このカードで内容、結果共に惨敗を喫する事があれば早々に走られる可能性は十分にある為、代わった打順も含めて注目していきたいと思います。
では
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