開幕が近づくペナントレース。
阪神のライバルとなるセ・リーグ他球団のプレビューを書いていきたいと思います。
今回は昨シーズン優勝の東京ヤクルトスワローズです。
※あくまで阪神ファンの目線での意見です。
昨年の記事はコチラ↓↓
昨シーズンの対戦成績 11勝13敗1分
①最悪の序盤戦の発端となった開幕戦
昨シーズンは優勝したシーズンそのままに飲み込まれる形で2018年以来の負け越し。
特に最悪の序盤戦の発端となった開幕戦での逆転負けは今でも忘れられない思い出となっています。
ただその後はほぼ互角の戦いを繰り広げており、プロ初完投勝利を挙げた西純投手や昨シーズンの本塁打の半分を稼ぎ(3本)対戦成績もいい中野選手等は良いイメージを持っているでしょう。
しかしクライマックスシリーズでは完敗を喫したようにチーム力では差を見せられており、今シーズンはいかにこのチームを抑えるかどうかがポイントとなってくるでしょう。
②忘れられない3連発
昨シーズン
対山田選手 .239 3本 7打点 出塁率.304 OPS.712
対村上選手 .260 7本 17打点 出塁率.406 OPS.978
対サンタナ選手 .262 3本 8打点 出塁率.279 OPS.779
昨シーズンは1試合3本のホームランを浴びる等「令和の三冠王」村上選手にものの見事に打たれた印象ですが、全体的にはセリーグで唯一OPSが1を切り本塁打、打点共にワーストに抑えている等、他球団の被害の大きさと村上選手の凄まじさが目立つ形となりました。
また1昨シーズンでは打たれていた山田選手、サンタナ選手共にリーグ内では抑えられた方で、むしろヤクルト打線が阪神投手陣に苦しんでいた印象があります。
それでも一度火が付いたら止まらない「火ヤク庫」であることは間違いなく、WBC王者となり大谷選手という目標を見つけた村上選手を始め、多くの選手が接戦で仕事を果たす打線は驚異でしかありません。
③新たな「天敵」となりそうな左腕投手
昨シーズン
対小川投手 5試合 2.37 3勝1敗 17三振
対清水投手 9試合 1.04 0勝1敗 4三振
対久保投手 11試合 0.00 0勝0敗 7三振
昨シーズンのヤクルトの投手陣は三振をバンバン取られて敗戦というよりは上手く打ち取られて苦しむ場面が多かったように感じます。その先鋒だったのがエース小川投手で、ランナーは出せるもののあと一本が出ずに3勝を献上。開幕戦以外は中々崩すことが出来ませんでした。
そして毎年の如く立ちはだかる清水投手を始め救援投手陣には相当苦しめられており、昨シーズンは左腕の久保投手に対して手も足も出ず、完全にお得意様となっています。
またルーキーの吉村投手にはオープン戦で見事に抑えられており、今シーズンも投手陣には相当苦しめられそうです。
塩見選手の負傷はありましたが丸山選手がその穴を埋めそうで、3連覇も不可能ではない戦力を保持しているヤクルト。今年も阪神の「アレ」の最大の障壁になりそうです。
では
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