※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「破面篇」のキャラ「黒崎一護」について書いていきます。
①虚化との戦い
尸魂界篇で卍解を習得しとてつもない勢いで力を付けた一護ですが、この篇ではその際生まれた副産物である虚化との戦いに終始することとなります。
「俺がてめえを拒否したら、今度は俺の邪魔をするってわけかよ」
破面のヤミー、ウルキオラが襲来した際も内なる虚が邪魔をして戦闘に敗北。さらにグリムジョーとの戦いにおいては相手に傷を付ける事で精一杯で、虚を制御出来ないとまともに戦う事すら出来ないと判断した（同時に虚に飲み込まれる恐怖もあったようです。）一護は、平子を中心とした仮面の軍勢（ヴァイザード）の元に赴き、精神世界で虚を倒したことで従えることに成功。
「虚化」することで戦闘力を一時的ながら爆発的に上げることが出来るようになります。
②呼応
その虚化の力は凄まじく、虚圏に突入後に元十刃のドルドーニを一撃で粉砕。卍解状態でもかなり劣勢になっていたグリムジョー戦でも消耗は激しかったものの織姫の一言に呼応するように勝利。
「わりいな、グリムジョー」
「どうも俺は…これ以上やられるわけにはいかねえらしい」
しかし流石に次のノイトラ戦では一方的にやられはするものの、ネルや剣八の助けもありウルキオラの元に。
ただそのウルキオラ戦では虚化を駆使してそれなりに戦えはするも、彼が刀剣解放（レスレクシオン）したことで状況は一変。圧倒的なウルキオラの力の前に防戦一方になり何とか粘るも、刀剣解放第二階層（レスレクシオンセグンダ・エターバ）の前には流石に絶望し胸に穴を開けられ死亡します。
「てめえが俺より強かったら…俺が諦めると思ってんのか？」
それでもまたもや織姫の声に呼応するように「完全虚化」で復活すると、ウルキオラを受け付けず一方的に虐殺。ただその姿は制御出来ていないものであり、結局真の意味で決着を付けられずにウルキオラは消滅。
その後は迷いと恐怖を再び持ったのかヤミーの前に歯が立たず、白哉と剣八に助けられながら卯ノ花と共に決戦が行われている現世に帰還することになります。
③最後の月牙天衝
そして藍染に対して奇襲を仕掛けるも失敗。それでも他隊長達に諭される事で彼らの戦いを見守ることになりますが、自分以外が鏡花水月にかかってしまっている中、動かずにただ彼らの「間違い」を見届けてしまう事に。
「みんな一体何をしてんだよッ！？」
その後藍染、そしてギンと再度交戦するもそのレベルの違いに絶望。戦意を無くしてしまうものの、突如現れた父親一心の喝により再び立ち上がり、藍染を唯一倒せる方法「最後の月牙天衝」習得の為、断界で修行を行います。
そしてもはや敵なしの状況であった藍染の元へ再び現れ、「最後の月牙天衝」を放ち撃破。命を奪うまでには至らなかったものの彼の捕縛に成功します。
「あいつはずっと心のどこかでただの『死神』になりたいと願ってたんじゃねえのかな。」
ただその代償は「死神の力と霊力の全ての消失」。アニメ版ではその消失の過程が描かれる事になり彼の苦悩が描写されています。
最終的には幽霊すら見れなくなり心が折れしまう一護。ただ彼の元に一人の男が現れることとなります。
では
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