朽木白哉～誓い～【BLEACH】尸魂界篇

※ネタバレ有り

今回はアニメBLEACHのストーリー「尸魂界篇」のキャラ「朽木白哉」について書いていきます。

①毅然とした立ち居振舞い

護廷十三隊の六番隊隊長で、四大貴族朽木家の第二十八代目当主、ルキアの義兄でもあります。

外見は長身痩躯で肩にかかる位の黒髪に黒い瞳をしており、上流貴族しか着用を許されない髪飾りである「牽星箝（けんせいかん）」を頭の上部と右側頭部に、朽木家当主の証である銀白風花紗（ぎんぱくかざはなのうすぎぬ）という襟巻きを巻いています。

因みに別世界では「あきらめの悪い」3ポイントシューターになっています。

性格はプライドが高く生真面目で冷静沈着かつ厳格で、日頃からの毅然とした立ち居振舞いは冷徹な印象を与え、隊士からは近寄りがたい存在となっています。

「私と貴様で何が違うのか教えてやろう、格だ。猿猴捉月。けだものの眼に映るのは、所詮水に映った月までだ。それを捉ろうともがいても、ただ水底に沈むのみ。」

ただその性格は後述する誓いの関係が大きく関係しており、本来は短気で熱血漢な性格をしていることが夜一によって明かされます。

また無表情で冷徹に見えながらもルキアに危険な任務に就かせたく無いがために、知人であり信頼を置いている浮竹がいる十三番隊に配属、さらに席官にしないよう根回した利する等ツンデレ（シスコン）な所も見せます。

②父母への誓い

作中ではルキアを連れ戻す為に恋次と共に現世に派遣され、一護を一蹴。

その後はルキアの処刑に対しては常に肯定する態度を取り続け、浮竹や恋次と衝突するも一貫して態度を変えないでいます。

そしてルキアを助けるべく反目した恋次を卍解で撃破、再び一護と対峙します。

「見事だ、貴様の刃…確かに私に届いていたぞ。」

激しい戦いの中、

・流魂街出身の女性（緋真）と恋に落ち、周囲からの反対を押し切って結婚

・ルキアを探し出し朽木家に養子として迎え入る

という掟を二度も破った彼は、「掟を破るのはこれが最後。これより先は必ず守り抜く」と父母の墓前で誓いを立てており、本当は揺れ動いていた事が判明。

「我が朽木家は四大貴族の一。全ての死神の規範とならねばならぬ存在。我等が掟を守らずして誰が掟を守るというのだ。」

一護に敗れた後にルキアをギンの攻撃から守り、戦いの後は彼女に自身の本意を伝え謝罪。以降はその反動かとんでもないシスコンっぷりを見せていきます。

因みに「BLEACH OFFICIAL BOOTLEG カラブリ＋」では

・ルキアと同様珍妙な美的センスの持ち主であり、「わかめ大使」なる謎のオリジナルマスコットを作り出し愛着を持つ

・草鹿やちるに女性死神協会の秘密アジトを自宅に作られ遊び場とされ、対応に追われる

等天然気味な所や、他隊士との良好な関係（！？）が描写されています。

「あの男…よもやこのまま私のことを、呼び捨てで通すつもりではあるまいな…。」

③完全なる全方位攻撃

始解は「千本桜」で、解号は「散れ～」。

刀身部分が桜の花弁に酷似した無数の小さな刃に分裂し、持ち主の意思によって自在に動き相手を切り刻んでいきます。幾千にも分裂した刀を叩き落すとは困難で高い攻撃力を持つ反面やや近距離での斬り合いには不向きな能力で、距離を詰められると存分にその能力は発揮出来ません。

卍解は「千本桜景厳（せんぼんざくらかげよし）」。

斬魄刀を地面に落とすと無数の巨大な刀身が立ち上ると同時に、始解を遥かに超える数の刃に代わり、その圧倒的な物量と完全なる全方位攻撃で相手を切り刻みます。

「足許より立ち昇る千本の刃。その千本の刃が散ることによって生まれる無数の刃は、最早その数を知ることさえかなわぬ。軌道を読むことはできぬ。躱すことなどなお、出来ぬ。風を見送るが如く、全ては唯、立ち尽くし塵に帰すのみ。」

また防御面でも一護の月牙天衝を防くなど優れており、攻防一体の卍解であると言えます。

そして白哉曰く「千本桜の真の姿」の「殲景」は刃を固めて数本の刀にして近接戦に特化した形となり、（一護は二人目に使った人物であったようです。）「終景　白帝剣」は全ての刃を一本に凝縮した最強最後の技となっています。

ただ卍解としては後に出てくるような癖は無い為、使い易い一方使い手の技量に大きく依存する傾向にあり、その使い手の白哉の強さは後々思う存分知ることになります。

では

きちのうすめ雑記