※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「尸魂界篇」のキャラ「市丸ギン」について書いていきます。
①飄々として掴み所が無い言動
護廷十三隊三番隊隊長で、常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして、飄々として掴み所が無い言動が多い男性です。
糸目で関西弁(正確には京都弁)を話し警戒心や嫌悪感を持たれる行動(本人曰く意地悪)を好んで取っていることから、周りからは「キツネ(主に一護や吉良)」と例えられており、自身も「蛇」と例えています。(因みに女性死神協会が企画していた隊長写真集のタイトルは「白蛇」となっています。)
「まあ、なんや大した用事やないんやけど、散歩がてら…ちょっと意地悪しに。」
ただ死神としての能力は極めて高く1年で真央霊術院を卒業し話題をさらう等、冬獅郎と同様の天才児であったようです。
しかし隊長になってからは殆どの仕事を副隊長の吉良に任しているようで、本人は至ってマイペース。趣味の干し柿作成に勤しんでいたようです。
因みに乱菊とは同期で幼馴染。幼少時代に彼女を助け、同居していた時期もあったようです。
②物語のミスリード役に
作中では瀞霊廷に侵入しようとした一護達の前に現れ、敵(一護たち)を通そうとした兕丹坊の左腕を斬り、彼らを門の外へ追い出します。
「負けた門番は門なんか開けへんよ。門番が負けるいうのは…”死ぬ”いう意味やぞ。」
そして一連の行動を隊舎集会で言及されるものの一護たちの侵入により不問に。
その後も
・冬獅郎に警戒される
・藍染が殺される事件対して余計な一言を放ち、雛森から斬りかけられる
・雛森の件で冬獅郎の怒りを買い同士討ちに
・ルキアに「意地悪」を仕掛け絶望にたたき起こす
等、明らかに不審な動きや言動で物語の黒幕的な存在に。
「あかんなあ」
「こないな所で刀抜かれたら、僕が止めるしかないやないの」
「嘘」
しかしそれはミスリードであり、真の黒幕から目を逸らせる行動である事が判明。
その後は黒幕であった藍染、そしてもう一人の同胞、東仙と共に虚圏へと消えていきます。
③奇襲に最適な能力
斬魄刀は「神鎗(しんそう)で、解号は「射殺(いころ)せ~」。
普段は脇差サイズながら解放と同時に刀身が伸縮自在になり、敵めがけて刀身を伸ばすことによる強力な一撃で攻撃することが出来ます。その為、羽織で隠して相手が油断しているところに攻撃したり、離れている相手を瞬時に仕留めたりなど奇襲に最適な能力となっており、ギンの性格や戦闘スタイルと見事に一致しています。
ただ目立った能力はそれぐらいであり決して強力なものではない為、持ち主の技量に大きく依存する斬魄刀と言えるでしょう。
乱菊に対して寂しそうに「ご免な」と言い残し虚圏に去ったギン。彼の本性はどこにあるのでしょうか。
では
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BLEACH ブリーチ 描き下ろし缶バッジ 14.番傘ver. 市丸ギン
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