優勝候補同士の戦い。共に良い状態で準々決勝を迎えている為、非常に面白い試合を繰り広げてくれそうです。
ということで先日行われたカタールW杯準々決勝イングランドvsフランスの感想です。
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両チームのスタメン＆結果
前半
イングランドは守備4-1-4-1の4-3-3、対するフランスはエンバぺを前残しにした守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はお互いあまり深追いしない堅い立ち上がりとなりますが、中央でボールを渡されたチュアメニがワンステップで右足を一閃。ボールは見事にゴールに刺さりフランスが先制します。
追いつきたいイングランドはケインを中心にダイナミックな展開でフランスゴールを強襲。それでも守護神ロリスの素晴らしいセーブもありイングランドに得点を許さないと、そのままフランスが1点リードのまま前半を終えます。
後半
後半もイングランドが攻勢をかけていくと、サカがゴール前に仕掛けペナルティエリア内でのファウルを誘いPKを獲得。そのPKをケインが決め同点に追いつきます。
その後は共にチャンスを作り出すも両守護神の活躍もあり試合は互角の展開になるものの均衡を破ったのはフランス。グルーズマンのクロスをジルーが合わせ勝ち越し点を挙げます。
しかしその直後、テオがマウントを倒してしまいPKの判定。再び同点のチャンスが訪れますがケインのシュートは無情にもゴールの枠を外れると、試合はそのまま終了。
フランスが優勝候補同士の戦いを制し、準決勝に進むこととなりました。
総評
イングランドはあと一歩で準決勝進出を逃すこととなりましたが、目立ったのはビルドアップの不備でした。フランスの前線のプレスがやや緩かったことと、ライスが下がることで数的有利は作れていたもののその後のサポートやアイデアが見られず最後はロングボールに頼ることに。どちらかと言うとボールを持つことが多かったので余計に目立つこととなりました。
そんな中でも奮闘していたのはケインとサカ。前者はボールの収め所だけでなく守備でも奮闘。後者は果敢な仕掛けで同点となるPK獲得に貢献しました。
一方フランスは流石とも言える強さを発揮。イングランドの攻撃を凌ぎつつ効果的なカウンターを仕掛けていきました。
特に目立ったのはロリスとグリーズマン。前者は素晴らしいセーブでチームを勇気づけると、後者は攻守のつなぎ役として申し分ない働きを見せました。
そして献身的なポストプレーと決勝点を挙げたジルーの活躍は素晴らしく、今やチームを勝たせる存在になりつつあります。
ベテランの一撃が勝負を分けた一戦。フランスの準決勝の戦いにも注目していきたいと思います。
では
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