※ネタバレ有り
今回は「ペルソナ3」の印象に残った音楽について書いていきたいと思います。
①本作のメインテーマとも言える曲
まずは「Burn My Dread」です。
「恐怖を燃やせ」という意味を持ち、スタイリッシュなOPと共に流れペルソナファンを多く増やした本作のメインテーマとも言える曲です。
かなり制作に難航した曲で起伏に富んだ曲調もあり、歌いあげるのが非常に難しい曲となっていましたがそのコントラストのバランスは素晴らしく高い評価を受けています。
またラストバトルではLotus Juiceさんの攻撃的なラップを加えたアレンジ版も使用されており、作品を通して印象に残る曲となっています。
因みに「Burn My Bread(パンを焼けという意)」と誤植されている事でも有名です。
②ベイベベイベ
次は「Mass Destruction」です。
「大量殺戮」という物騒な意を持つ通常戦闘の曲ですが、曲調はクラブで流れるようなアップテンポなもの&ラップとボーカルを組み合わせた歌で、戦略性が高い戦闘を盛り上げてくれます。
また中毒性が非常に高く、ファンの間では「ベイベベイベ」と呼称され未だに愛されています。
当時前述したスタイルは皆無だったこともあり、後の作品の戦闘曲(4のReach Out To The Truthや5のLast Surprise等)にも引き継がれ、シリーズのスタンダードとなっています。
③ラストバトルにも
次は「全ての人の魂の詩」です。
ペルソナシリーズのベルベットルームで流れるBGMですが、今作では「全ての人の魂の戦い」としてアレンジされラストバトルに使用される等、特に印象が残っています。
ピアノの伴奏と女性のコーラスによる神秘的で美しい楽曲で、ペルソナの醍醐味である作成や合体等をよりワクワクするものとしており、作業用BGMとしても優秀です。
因みにアレンジ版はラスボスの背景や主人公達の心境の状況などと上手くマッチしており、非常に人気のある楽曲となっています。
④曲調と反して
次は「When The Moon Reaches for the Stars」です。
下校時や街頭で流れるBGMで、爽快感溢れる曲調と透明感のあるボーカルが特徴的な楽曲です。
その和訳は「月が満ちる夜に」。放課後や夜にコミュが多い作中に打ってつけの曲で、特に夜のコミュが魅力的かつ癖が強いので、夜遊びをする際のドキドキ感も合わせて楽しめる曲となっています。
因みに歌詞自体は相手目線になっており、夜な夜な遊びに出かける主人公に焦がれているような気持ちが描かれています。
⑤メロディが耳に残りやすい曲
最後は「キミの記憶」です。
本作のエンディングで流れ、人気を博した楽曲となっており、歌詞はアイギスが主人公への思い出やエピローグ内でのヒロインの思いを語りかけている内容となっており、数々のプレイヤーの涙腺を崩壊させています。
また作中でも多くアレンジされている為、メロディが耳に残りやすい曲となっています。
因みに曲のサビには息継ぎが全く出来ない部分があり、この曲を歌った川村ゆみさんは収録中に3回も倒れたという話があります。その為この曲をソロでカバーしている人は非常に少ないです。
では
ペルソナ3 ポータブル オリジナル・サウンドトラック [ (ゲーム・ミュージック) ]
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「ペルソナ3」オリジナル・サウンドトラック [ (ゲーム・ミュージック) ]
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