※ネタバレ有り
今回は「FF6」の印象に残った音楽について書いていきたいと思います。
①綺麗な旋律
まずは「ティナのテーマ」です。
崩壊前のフィールド曲であり(フィールド曲が個のテーマになっているのは後にも先にも彼女が唯一です。)、その綺麗な旋律は思わず立ち止まってしまいます。
曲自体はどこか不安や哀しさが表現されており、未知の世界に飛び込むティナの心情がよく表されています。
ただ崩壊後で聞く機会は無くその点は寂しい点で、昔はこの曲を聞くために崩壊後のデータを残していました。(サウンドトラックは当時の子供にとっては高すぎる買い物でした。)
②インパクトのある曲
次は「決戦」です。
FF6のボス戦の曲で、終始激しい流れで奏でられる曲です。
それでも後半は非常に美しいメロディーが流れ、かなり印象が残る曲となっています。
この曲で一番印象に残っているのはやはりデスゲイズ戦。仲間を求めてからこの曲への切り替えはインパクト大で、同時に発動されるレベル5デスは絶望感を叩き出してくれました。
ただピクセルリマスター版ではストリングスがバイオリンになり、やや迫力不足を感じてしまいます。
③サウスフィガロの少年
次は「街角の子供達」です。
主に街で流れ、本当に子供達が元気よく走りまわるような情景が思い浮かべられるような曲となっています。
ただ崩壊後では「あの日から…」が大半の街で流れており聞く機会は減りますが、印象に残るのは崩壊後でもこの曲が流れるサウスフィガロの少年の言葉。
「たとえ裁きの光で100回町が壊されても、101回直してやる!」
崩壊後は希望がある街の象徴的な曲となっています。
④曲名通りのシチュエーション
次は「死闘」です。
強敵と戦う際に流れ、オーケストラをバックにした壮大かつ緊迫感溢れる曲調で場面を盛り上げてくれます。
また流れる敵もアルテマウエポン、三闘神、カイザードラゴン、オメガウエポンと強敵揃いで、戦う際には相応の準備が必要となっており、正に曲名通りのシチュエーションとなっています。
因みにFF14でもアレンジされており、本作と同様三闘神戦(厳密に言うと魔神セフィロト、女神ソフィア、鬼神ズルワーン討滅戦)で流れます。
⑤希望が確かに存在
次は「仲間を求めて」です。
崩壊後のフィールド曲で、個人的には作中で最も好きな曲です。特にダリルの墓にてファルコン号を発進させた際の流れは鳥肌モノで、作中屈指の場面となっています。
悲しみや暗さが漂うものの、その中に希望が確かに存在しているのを感じる曲であり、その前のフィールド曲「死界」の陰鬱さもこの曲を引き立てています。
ただ手に入れた直後に調子に乗り聞きほれていると前述したデスゲイズが襲い掛かってくるので、存分に堪能したい場合は撃破しておくことをお勧めします。
⑥最終決戦に相応しい曲
最後は「妖星乱舞」です。
ラストバトルで流れる曲で、パイプオルガンやコーラス、鐘などの音色を多用し、聖楽のような雰囲気がある曲です。
第一楽章~第四楽章まである長い曲ですが、特に第四楽章のケフカ戦は急にテンポが上がり正に最終決戦に相応しい曲となっています。
また名前もどこかの世紀末バトル漫画を彷彿とされる(さらに見た目や行動もケフカと似ています。)等非常にセンスあふれるネーミングとなっており、今やFF6を代表する曲となっています。
では
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