共にバイエルンに負け、ブルゼニに勝利する同じ状況で迎えた両チーム。この試合での結果でグループリーグの有利不利がはっきり分かれる為、注目の試合です。
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するバルセロナは左肩上がりのビルドアップを行う4-3-3を採用していました。
試合はバルセロナがボールを保持しインテルがロングボールからのカウンターを狙う形で進んでいきますが、バルセロナは本来右ウイングで持ち味を発揮するハフィーニャが左のハーフスペースを取る形となり持ち味が半減。また3ボランチの脇を効果的に使えおうとはしない為デンべレとペドリの個人技に頼ることになり、レバンドフスキにボールを運ぶことが出来ません。
対するインテルは割り切ってカウンターに徹し、バレッラの運びとロングボールを2トップに当てる方法で活路を見出すと、エリック・ガルシアのオフサイドによるハンド取り消しなど危険な場面を少ない数ながら作っていきます。すると前半終了直前にこぼれ球からのディマルコのパスを、チャルハノールが見事なミドルを突き刺しインテルが先制。前半を終えます。
後半
後半バルセロナはハフィーニャとデンべレの位置を変え可変を止めて攻勢に出ますが、中々インテルの守備は崩せません。その後インテルはジェコ、バルセロナは負傷したクリステンセンに代わりピケ、そしてファティ、バルデを投入し打開を図ると、デンべレのクロスのこぼれ球をペドリが押し込みます。しかしファティが直前にハンドをしたとして取り消され同点とはなりません。
その後インテルは両ウイングバックを代えて守備を固めるも、交代したダンフリースがハンドを犯したとしてPKかと思われましたがお咎めなし。
インテルが虎の子の1点を守り切り、大きな勝利を挙げることになりました。
総評
インザーギ監督の進退も懸かったこの一戦で見事な勝利。攻めていることが少なかったのでブロゾビッチ不在の穴は未だ埋まってはいないものの、連敗しているリーグ戦を盛り返す意味でもこの勝利は非常に大きいと思われます。
特にチャルハノールとディマルコのプレーは際立っており、前者は慣れないポジションでもカウンターの起点、守備、そしてゴールと獅子奮迅の活躍、後者はデンべレに自由を与えないタイトな守備が光り勝利に大きく貢献しました。
対するバルセロナはやはり5バックの崩し方が確立されていないことが明確だった試合でした。
現状5バック時の打開策は両ウイングの突破と個人技のみ。揺さぶってサイドでの連携で崩したり、後方からの攻め上がりの数的優位でマークをずらすなど再現性のある攻撃は殆ど見られず、さらに前半は選手の適材適所を間違えていた為、いたずらに時間を使う等シャビ監督の打つ手が完全に裏目に出た形となりました。
今夏に未来を犠牲にした大型補強を行ったこともありチームには多大なプレッシャーがかかることが予想され、負傷者の多さも相まってかなり厳しい状況に追い込まれたのは間違いなさそうです。
リターンマッチは僅か1週間後。バルセロナはホームで勝利を収めることが出来るのか、それともインテルに逆に返り討ちにあうのか、その戦い方に注目です。
では
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