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フランク・ランパード監督再任~実績の積み重ねがないまま再任する怖さ~【サッカー】

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今回はチェルシー監督に再任したフランク・ランパード監督について書いていきたいと思います。

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①再び愛するクラブに

チェルシー再び注目の人事が発表されました。

フランク・ランパード氏、現役時代はクラブ史に残るレジェンドとして活躍し、現役引退後はダービーカウンティ―の監督に就任。プレミア昇格こそは逃したものの高い評価を得ると2019年にチェルシーの監督に就任すると、初年度に補強処分を受けたチームにおいてレンタルバックの選手を生かして4位に位置しチャンピオンズリーグ出場権を獲得してまずまずの結果を残します。

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しかし満を持して大型補強を行った2年目のシーズンでは、兼ねてから不安視されていた戦術面や起用法の問題が噴出。選手とも軋轢も発生し最終的には21年1月に解任の憂き目にあうこととなります。

その後チェルシーはトゥヘル監督の下チャンピオンズリーグ優勝を果たす等素晴らしい時間を過ごしますが、新オーナーに就任した後にトゥヘル監督は解任。さらに記録的な補強をしてサポートしたはずのポッター監督も結果を残せず4月1日に解任されます。

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そこで白羽の矢が立ったのはクラブのレジェンドであるランパード氏。暫定監督としてシーズン末までの契約で再び愛するクラブに戻る事となりました。

 

②チームに戦う魂を注入する存在

個人的にランパード監督就任の理由として考えられるのは

・来シーズンの監督人事の為の繋ぎ(ナーゲルスマン監督等が候補になっています。)

チェルシーというクラブにいる理由(哲学)を叩き込む

・ポッター監督が出来なかった選手の掌握と餞別

という3点と考えられます。

まず一つ目の理由は契約状況から考えれば当然のことですが、かつて正式監督として迎え入れた過去を考えるといかにクラブ愛が強いとは言えレジェンドを繋ぎにする首脳陣はややリスペクトに欠けると考えられ、正直疑問符が残ります。

ただ二つ目の理由としてはクラブを良く知る彼しか出来ないことであり、勝ち方と勝利への執着心を忘れてしまったチームに戦う魂を注入する存在としてはこれ以上の適任者はいないと言えます。

 

③実績の積み重ねがないまま再任する怖さ

ただ最も懸念されるのが三つ目の理由であり、ランパード監督はエバートンでも最後は選手批判などが度重なり解任されており、選手のマネジメントには疑問符が付いています。また戦術的にも第一次チェルシー時代と変わらず選手の個任せで場当たり的なものが多く、正直そこまで進歩しているとは言えません。

そして選手起用に関しても、巨大戦力を扱えなかった1次政権以上のスカッドが用意されており、選手も飽和状態。また僅か2年間しか離れていなかったので当時対立していた選手も少なからず在籍している等マネジメントにも不安が残ります。

それを踏まえればランパード監督第2次政権は実績の積み重ねがないまま再任する怖さとの戦いになりそうです。

個人的にはリース・ジェームズ、チルウェルをウイングバックに起用した5バックは続けて欲しい所です。

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本人にとってもクラブにとっても余りにもリスクが高すぎる決断チェルシーの黄金期を知るレジェンドは愛する古巣を上位に押し上げる事が出来るのか、注目です。

 

では

 

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