きちのうすめ雑記

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チェルシーのストライカー事情~レジェンドの大きすぎる存在感と呪われた9番~【サッカー】

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今回は近年悉く各国のエースストライカーを悩ませたチェルシーのストライカー事情について書いていきます。

Getty Images

①レジェンドの大きすぎる存在感

かつて2000年代のチェルシーには優秀なストライカーが在籍していました。

ハッセルバインク(2000-2001シーズンに得点王)、グジョンセン(加入後2ケタ得点を4回記録)、アネルカ(2008-2009シーズンに得点王)等リーグを代表する選手が在籍。

その中でも特に際立ったのはドログバ。2004-2005シーズンに加入すると、プレミアリーグ得点王(2006-2007, 2009-2010)を始めとした公式戦126ゴールを記録。

また得点数も勿論の事その驚異的な勝負強さも特筆もので、2011-2012シーズンのチャンピオンズリーグでの終了間際の同点ゴール、2009-2010シーズンのFAカップ決勝ポーツマス戦でのフリーキックなどインパクトの強いゴールが多いです。

ただそのレジェンドの大きすぎる存在感もあり、ケジュマン(2004-2005)、クレスポ(2003-2004、2005-2006)シェフチェンコ(2006-2008)、ピサーロ(2008-2009)フェルナンド・トーレス(2011-2014)等名だたるストライカーが時には彼と共に、時にはポジションを争うものの彼以上のインパクトを与えることは出来ませんでした。

 

②呪われた9番

そしてドログバが退団した2015年以降は9番の呪いに悩まされる事になります。

ファルカオは怪我もあり全くと言っていい程インパクトを残せず、2017年に当時のクラブ史上最高額となる移籍金で加入したモラタは、序盤は好調ながらゴールから見放された終盤戦にはベンチ要員に。そして2018年冬にACミランから加入したイグアインは不調から抜け出せず半年でローンバック、その後9番を背負ったエイブラハムは初年度に15ゴールを挙げるも後半戦で失速。数字ほどのインパクトは残せずトゥヘル監督に交代すると出場機会が激減し、ローマに完全移籍することになります。

ただ前述した選手達には

ファルカオイグアイン怪我や不調からの加入

・モラタ、エイブラハムはオフザボール等の技術的な部分

kichitan.hatenablog.com

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等不安要素がありましたが、今シーズンのルカクはそれが無く9番の呪いを立ち切るかと思われました。しかし当の本人は怪我による離脱、そして監督との衝突ですっかり自信とモチベーションを落とすとリーグ戦は8ゴールに留まり、先日レンタルでのインテルへの復帰が決定。メンタル面での不調で大きく期待外れな結果となり、9番の呪いは未だ続いています。

kichitan.hatenablog.com

 

③ストライカー不在でも

そして今シーズン、チェルシーセンターフォワード型ではなく、スターリング(マンチェスターシティ)、ラフィーニャ(リーズ)等ウイングタイプの選手の獲得を狙っています。

kichitan.hatenablog.com

 

その為トゥヘル監督は来シーズン、今シーズンのシティ、そして昨シーズンのように0トップを使っての戦い方を進め、中心にハヴァーツを添えようとしているのかも知れません。(ハヴァーツ欠場時は2トップ起用も考えられます。)

kichitan.hatenablog.com

 

まだまだ夏の移籍市場は中間を過ぎたばかりで、新体制にもなっているのでどのような補強を行うのは不透明な所がありますが、ストライカー不在でも戦える引き出しを監督は持ち合わせているので、どのような組み合わせ、そして隠れた才能を引き出させるのか注目です。

 

長年ストライカーに苦しんでいるチェルシー。ここまでの動きを見ると新シーズンは敢えてそこを避ける道を選んでいるようです。

 

では

 

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