今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第4回目は「バイエルン」です。
主な加入選手
ペレツ(←マッカビ・テルアビブ)
ゲレイロ(←ドルトムント)
ライマー(←ライプツィヒ)
ケイン(←トッテナム)
主な放出選手
ゾマー(→インテル)
ブリント(→ジローナ)
リュカ(→パリ・サンジェルマン)
パヴァール(→インテル)
カンセロ(→マンチェスターシティ)
フラーフェンベルフ(→リヴァプール)
マネ(→アル・ナスル)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ連覇
新シーズンのノルマ
リーグ優勝
チャンピオンズリーグベスト4進出
①ストライカー問題の解決
昨シーズン優勝はしたものの最終節に相手が敗戦したことによるもので、近年最も厳しいシーズンとなったバイエルン。
サイクルの終わりも見えた中の新シーズン、早々にキム・ミンジェを確保するとライバルクラブからゲレイロ、ライマーを引き抜くバイエルンらしいしたたかな補強を進めます。
しかし最も問題になっていたのはシュポ・モティングしか本職がいないセンターフォワードで、オシムヘンやケインにアプローチをするも相手の手強さもあり中々具体的な話には至らず、プレシーズンマッチでもセンターフォワード不在が色濃く残る出来に。
(テルはどちらかというとウイングタイプの選手だと思います。)
それでもケインの獲得に光明を見出すと粘り強くアプローチし、移籍金1億€で決着。残り契約が1年の選手に1億€はかなり引き出された感はあるものの、世界でも隋一のセンターフォワードを確保しストライカー問題を見事解決しました。
②余りにも薄い守備陣の選手層
反面リュカ、パヴァール、カンセロ、ゾマーを放出した守備陣は質、層共に不安な状況に。最終ラインに所謂ディフェンスリーダー的な選手がおらず、負傷のノイアーの代わりに出場しているウルライヒもバイエルンではサブの域を出ない状況。
またセンターバックは実質3人(キム・ミンジェ、ウパメカノ、デ・リフト)、右サイドバックに至ってはマズラウィのみ(サブはセンターハーフを兼任するライマーです。)で、誰かが怪我で離脱すると一気に破綻しかねない程選手層は薄いです。
またプレー面でも3連勝は果たしているもののビルドアップの際で無理なパスを付けたり、守備で個のフィジカルに頼っている状況。現時点では大丈夫ながらも相手が強くなった時はこのままでは厳しく、特にチャンピオンズリーグでの上位対決で不安が残りそうです。
③攻撃陣は好発進なだけに
ただ攻撃陣自体の調子は良く、新加入のケインも3戦3発と好発進。さらにプレシーズンでインパクトを残したテルも途中出場ながらも2ゴールを挙げる等ブレイクの兆しを見せ、前人未到のブンデスリーガ12連覇に向けては好発進したと言えます。
それだけに後はチャンピオンズリーグを戦い抜けるための守備組織をどう整えるのか、チェルシーで見事同大会優勝を果たしたトゥヘル監督の手腕に注目です。
ケインという大物ストライカーの獲得で欧州制覇も期待出来る布陣を揃えたバイエルン。今後の戦いも注目です。
では
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