今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第1回目は「チェルシー」です。
主な加入選手
ベッティネッリ(←フルハム)
サウール(←アトレティコ・マドリード)
主な放出選手
カバジェロ(→未定)
ズマ(→ウェストハム)
エメルソン(→リヨン)
ギルモア(→ノーリッジ)
ジルー(→ACミラン)
エイブラハム(→ローマ)
予想フォーメーション
①決定力不足解消のラストピース
昨シーズンはトゥヘル監督就任後、的確な修正と戦術を整えたことでチャンピオンズリーグ優勝&プレミアリーグ4位を達成したチェルシーですが、エースと期待されたヴェルナーが不振で終始決定力不足に悩まされ(得点王はジョルジーニョの7PK)、結局リーグ戦二桁得点不在のままシーズンを終えました。
オフには当然のようにストライカー獲得の話が飛び交うようになります。ハーランド(ドルトムント)を筆頭に、ケイン(トッテナム)、サパタ(アタランタ)等が候補に挙がっていましたが急浮上してきたのはルカク。経営難に陥っていたインテルが売りに出したことで移籍がとんとん拍子で進み、クラブ史上最高額の9750万£で獲得することになりました。
かつて18歳で引き抜かれたものの大したインパクトを残すことなく退団したストライカーは、前年にセリエA優勝&リーグMVPに輝く活躍を見せ再びチェルシーのユニフォームを袖に通すことになりました。
②完成度の高さを見せつける
そして迎えたプレミアリーグ2節、アーセナルとの試合で復帰後初先発を果たしたルカクは早速格の違いを見せ、ゴールを挙げるだけではなくポストプレーで体を張り驚異的なキープを見せたりリンクマンとして決定機を作るなどビッグプレーを連発、ビッグロンドンダービーを制すると、続くリヴァプール戦でも敵地アンフィールド&退場者で一人少ない状況で勝ち点1を奪取。
申し分ない内容と結果を残しスタートダッシュを決めることが出来ました。
その土台にはやはりトゥヘル監督の采配があり、周到な準備で相手守備を無効化したアーセナル戦や、的確な修正で後半の猛攻を防ぎ切りあわやという場面も作り出したリヴァプール戦と素晴らしい采配でチームに勝ち点をもたらせ完成度の高さを見せつけました。正に鬼に金棒とはこういうことを言うのでしょう。
③4冠も夢では無い
今シーズンのチェルシーは昨シーズンのシティも夢見ながら敗れた前人未踏の「4冠」への期待も高まります。
現状不安なセクションはルカク離脱時のフォワード陣ぐらいですが、安定したビルドアップと守備組織のお陰で、連敗が続くような大崩れはしないかと思います。
そしてこれまで過度なまでのプレッシャーに苛まれていたヴェルナーの負担も減り、ライプツィヒで行っていたパフォーマンスを発揮すればどこも止められないチームになり得ます。
さらに移籍期限最終日にはアトレティコのサウール獲得を発表。高い戦術眼や技術を持っており中盤に加えてサイドバックでもプレー出来る選手なので、更に層が厚くなったと言えるでしょう。
ワールドクラスが並ぶ層の分厚い選手層に合わせて、名将さえも持ち合わせたチェルシー。何よりも上層部とトゥヘル監督の対立がないことを祈ります。
では
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