※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「シャドウ」について書いていきたいと思います。
①非情な?アサシン
金さえもらえば仲間にも敵にもなる非情の暗殺者(アサシン)で、黒装束を纏った忍者のような姿をしています。
普段はあまり口をきかず、事実を冷静に判断し機械のように行動しており、パーティーの窮地に駆けつける等何かと手助けすることが多く、明確に敵対することは一度もありません。(コロシアムで戦闘こそはしますが敵対とは言えません。)
基本人を寄せ付けませんが、愛犬であるインターセプターだけには唯一心を許しています。、インターセプターも主人に忠誠を誓っており、戦闘では時折彼を庇い敵に対して牙を剥くことがあります。
サマサで出会ったリルムは
・二人だけアクセサリ「かたみのゆびわ」を装備できる
・シャドウにしか懐かないインターセプターが彼女に懐く
・過去の描写でサマサが出てきている
ことから親子であることが濃厚です。(明確な描写はありません。)
②多くのプレイヤーをリセットに追い込んだ離脱イベント
作中ではサウスフィガロの酒場で初めて登場し、分岐シナリオのマッシュ編で一時的に加入。低確率で帝国軍基地や魔列車までの道で離脱してしまうものの、最長でバレンの滝まで参加します。
2度目はナルシェでの幻獣防衛戦後コーリンゲンで3000ギルを払うと加入しますが基本4人パーティーで進める為、意図的でない限り加入はさせないと思います。
そして3度目は和平会談後の大三角島探索時。サマサまでと短い期間ながら、ティナに対して気遣いを見せたり、サマサの火事ではパーティーを助けてくれる等活躍します。「世の中には、自ら感情をすてて生きようとする人間もいるのだ。それを、忘れるな。」
その後は帝国に付いて働いていたようですが裏切られ、魔大陸にてパーティーと合流。魔大陸崩壊時には暴走したケフカを抑えるために一人中心部に残りパーティーを逃してくれますがタイムリミットギリギリで合流します。このイベントでシャドウが合流しないと彼は永久離脱してしまう初見殺しイベント(待った方が良さそうな選択肢はあるものの、アルテマウェポンとの激戦、さらに長いイベントと今すぐ脱出したい要素は多分に含まれています。)となっており知った時にリセットに追い込まれたプレイヤーは多かったと思います。(私もその一人です。)
「行け!世界を守れ!」
崩壊後は獣ヶ原の洞窟にて重傷を負っておりサマサに運ぶことになりますが、すぐに姿を消しコロシアムで一撃の刃を賭けると登場。戦闘後にやっと正式加入します。
加入後に宿屋に泊まると彼の過去が判明するイベントが発生。
彼の本名はクライド。元々ビリーと共に列車強盗団シャドウを結成するも、彼が重傷を負った際に手にかけることなく見捨てて逃げてしまいます。その後ある女性と出会い娘を授かるも、物心が付く前にサマサの村に置き暗殺者としての人生を歩むことになります。
エンディングでは世界を救いやるべきことを全うしたと感じた彼は、自責の念に捕われ続けた人生を振り返りながら、崩れゆく瓦礫の塔とともに消えることになります。
「ビリーよ、もう逃げずにすみそうだ。あたたかく出迎えてくれよ。」
③コスパ最高の投げる
戦闘ではナイフと忍刀を駆使しますが、使える時期と敵の相性の悪さもあり、使いにくいイメージがあります。(アサシンダガーは魔大陸時の最強装備していますが、復活する敵が多いのが厄介です。)
ただオリジナルコマンドのなげるは非常に強力で、
・威力が高いしゅりけん、ふうましゅりけん、かざぐるま
・全体への火・水・雷属性攻撃を行えるかとん、すいとん、らいじん
・貴重な分身手段であるかげぶんしん
・透明になるこのはがくれ
等の効果を安いギル(非売品であるかざぐるま以外は高くて500ギル)で入手できるため非常にコスパは高いと言えます。
さらにアドバンス以降では高い回避率も機能している為、最強武器朧月と組み合わせれば回避の鬼として大活躍してくれます。(隠しダンジョンは物理が強力な敵が多いです。)
加入が不安定で育てにくいですが確かな強さを持っているシャドウ。育てておいて損はないキャラです。
では
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