今回は2024年阪神タイガーズの西勇輝投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
21試合 6勝7敗 15QS 防御率2.24 WHIP1.09 124.2回 71三振 23四死球
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①打線と噛み合わず勝利から見放される事に
昨シーズンは終盤戦に持ち直し8勝を挙げるも、7月には登録抹消を味わい投球回数も移籍後初となる規定投球回数未達成と悔しいシーズンになった西投手ですが、今シーズンはオープン戦でまずまずの投球を見せ開幕ローテーションに選ばれる事に。
開幕から素晴らしい投球を見せ防御率も1点台と内容は申し分ないものの、打線と噛み合わずまさかの4月は未勝利に。5月に2勝を挙げるも、6月はほぼ完璧とも言える投球を見せるも1勝に留まる等勝利から見放される事に。
防御率1点台前半でチームでもトップクラスのQSを記録するも、目に見えた結果(勝利)は挙げられずにいます。
②勝負所での失速
それでも8月21日のヤクルト戦では移籍後節目となる50勝を挙げ、史上7人目となる両リーグでの50勝を達成する等好投を続けていきますが、8月後半から調子を崩し始め9月かは1日の巨人戦でコールド負けをを喰らうと、続くヤクルト戦では2被弾もあり5失点。そして勝負所のDeNA戦ではまさかの2回5失点でノックアウト。昨シーズンとは逆の状況でシーズンを終えることになってしまいました。
しかし防御率2点台前半&WHIPも良好。奪三振数は減ったものの見事な投球術を見せ、ローテーションを守り続け非常に貢献度は高かったと思います。
③隔年ごとの調子の波を払しょくできるか
来シーズンも先発ローテーションの一角としての活躍が期待されますが、気になるのは隔年ごとの調子の波。西投手は初年度以外は調子は良い年悪い年が順番に起こっており、この波が今の所4年続いています。この波だけを考えると来年は悪い年になる年であり、この波を来シーズンで止めることが出来るのかが勝負になってきそうです。
また来年は34歳と、そろそろ年齢的な衰えが心配される所。元々スピードボールで圧倒するタイプではないのでそこまで深刻では無いものの、今後は調整により気を付けなかればならなくなりそうです。
それでも14シーズン連続100イニング登板とイニングイーターぶりは健在。巨人の菅野投手のように年齢を重ねても進化を続ける投手もいるだけに、来シーズンの活躍も期待しています。
では
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