※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「ティナ・ブランフォード」について書いていきたいと思います。
①魔導の力を持つ謎の少女
文明が発展し魔法が失われた本作の世界で、生まれながらにして魔導の力を持つ謎の少女です。
公式ではアッシュブロンドの髪色でウェーブのかかったポニーテールをしており、目は淡いブルーをしていますが、本編では緑髪で服装は公式、天野喜孝氏の絵、ゲーム内でそれぞれ違っています。(ゲームでは金髪キャラが多かった(エドガー、マッシュ、セリス、リルム)事が主だったようです。)
序盤はまだ操りの輪の影響でかなり純朴な性格をしており、どちらかというと庇護下に置かれていますが、徐々に世間に慣れてくると名演技でオルトロスに発破をかけたり、崩壊後ではガウのイベントで周りに圧を掛けたりする等、すっかり世話焼きお姉さんになっています。
「どーすんの?こんな小さい子、いじめちゃって!何かあったら許さないわよ!!」
「何か言った!?」
ただその戦闘力は凄まじく、魔導アーマーに乗った帝国兵50人を3分で皆殺しする等驚異的なもので、ガストラ帝国により操りの輪が付けられ本格的に任務に組み込まれる事になります。
因みに好きなことはモーグリをふかふかすることですが、仲間にいながらもイベントなどでは描写されておらず、(仲間や恋人を失ったモグを慰めていたという設定はあるようです。)少し残念です。
②愛とは何か
作中では前半の主人公的役割で最初に操作するキャラとなっており、ロックに救出された後はリターナーに協力を仰ぐために本部に向かう事になります。
その道中でも記憶のないまま振るわれる自らの力に恐れる場面が多かったものの、バナンの言葉によって帝国と戦うことを決心することとなります。
しかし幻獣防衛線にて氷漬けの幻獣と共鳴し暴走。惹かれるようにゾゾにたどり着きます。そして魔導研究所クリア後に手に入れた魔石の記憶により彼女の出生が明らかになります。
彼女は幻獣マディン、人間のマドリーヌのハーフとして生まれ、幼い頃に帝国に捉えられたことが判明します。その後は自身両親に生まれた愛という感情に強い興味を持ちレオ将軍、はたまたシャドウにも聞くようになります。
そして世界崩壊後は子供だけの村となったモブリズにて子供達の母親代わりとなって暮らす一方戦う力を失っていましたが、伝説のモンスターフンババとの戦いを経てその原因となった感情が愛であることを理解し、再び戦う力を取り戻し生まれてくる命の為にケフカと戦うことを決意します。
「わたし… 戦う!なんとなく… わかりかけたの… 私の中にめばえていたのは きっと… …… ……「愛する」 ということ…。」
仮に仲間に加えていなくても彼女だけは最終決戦に登場し、仲間を救うために駆けつけてくれます。ケフカ打倒後は幻獣と魔法を失った世界は彼女の存在を消してしまう運命にありましたが、人間である部分が残り消滅を逃れることに。
数多くの仲間達やモブリズの子供達、そしてレオ将軍の存在によって愛を学んだ彼女はこの世界に留まり続けることが出来ました。
③対魔法生物で本領を発揮
ジョブの魔導戦士の名の通り、魔法、物理攻撃どちらにも秀でているキャラです。
序盤ではケアルを習得する為貴重な回復役となり、中盤ではオリジナルコマンドトランス(一定時間物理攻撃、魔法攻撃、魔法防御が大幅に上昇)+ファイラ等であり得ない火力を叩き出してくれます。
そして崩壊後は強力な防具ミネルバビスチェやアルテマウェポン、ラグナロク等強力な武器が装備できることで物理アタッカーとしても有用になり、パーティーには欠かせない存在になります。
ただ反面アルテマの存在や火力インフレの傾向がある為トランスの有用性は徐々に薄れていきますが、アドバンスで追加された隠しダンジョンのスカルドラゴン戦ではトランス状態のラスピルの威力が他キャラとは一線を画しており、嫌らしい攻撃が多くなおかつ長期戦になりがちな同ボス戦での早期撃破のキーパーソンになってくれます。
また縛りプレイ等で魔法生物(アルテマウェポン等)を倒す際にも有用なコマンドで、さらにラグナロクorライトブリンガー+乱れ打ちも強烈なダメージを与える為、最初から最後まで使えるキャラとなっています。
ディシディアでも作品を代表して登場していることから、本作の主人公として公式でも認定されているティナ。モグとのイベントは是非欲しい所です。
では
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