※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「セリス・シェール」について書いていきたいと思います。
①帝国の元将軍
幼い頃から英才教育を施されてきたエリート戦士で、元は常勝将軍と謳われたガストラ帝国の将軍です。(本編前はマランダを滅ぼしています。)
美しいロングの金髪に肩当て、マント、黄緑色のレオタードを着用しており、非常に目に困る姿をしています(本編のみ)が、性格はクールで男勝りで、軍人らしい言動が多いです。ただ物語中盤以降は年頃の女性らしい描写が見られ、オペラ座以降はもはや帝国将軍の面影は影をひそめることになります。
「なんか違うな?え?ゴメンちゃーい」
ケフカと同様幻獣から取り出した力を人間に注入した人工魔導士であり、魔石の力が無くてもある程度の魔法を行使出来ますが、ケフカと違い精神面の浸食は見られていません。
ロックとは作中を通して複雑な恋愛物語を繰り広げており、彼の気持ち(ある意味優柔不断とも言えます)に揺さぶられ続けます。
「あの人の変わりなの…?私は…」
②崩壊後の主人公
作中では帝国の方針に疑問を抱き、反逆するも捕えられ処刑寸前になった所でサウスフィガロに侵入していたロックに助けられパーティーインします。
「私とて軍人のはしくれ。そう簡単に心を動かしたりはしない!」
当初は帝国の将軍が抜けきらずにいましたがオペラ座で歌手マリアの代役として抜擢されると、これまでの抑圧から解放されるように可愛い面を出し続けます。
「そ、そんな!わたしは元帝国将軍よ!そんなチャラチャラしたことできるわけがないでしょ!」
しかし魔導研究所ではケフカの策謀でスパイ疑惑をかけられ、彼と共に何処かに転移。その後はサマサに行く前に再登場しロックとの微妙な関係を繰り広げ、魔大陸浮上後に再加入。魔大陸ではガストラに主人公たちの抹殺を命じられるものの、逆にケフカを刺し帝国と決別することになります。
「力とは争いを生むもの・・ならば存在しないほうが!」
世界崩壊後はシドの生殺与奪権を掴みつつ、ロックのバンダナを見つけたこともあり(シド死亡時)後半の主人公として、散らばる仲間を探しに世界各地に赴くことになります。
「あの人は…生きているのね。ロック…。」
エドガー、セッツァーと共にパーティー加入必須のキャラで、彼女が立ち上がったことが世界崩壊を食い止める大きな出来事となったのでした。
③クリア後に猛威を振るうまふうけん
戦闘ではティナと同様、序盤はブリザド系の魔法を使った攻撃と回復役として活躍し、後半は魔法アタッカー、そして騎士剣を使った物理アタッカーとしても運用できます。
またティナと同様装備面で優遇されており、武器ではラグナロクorライトブリンガー&アルテマウェポン(まふうけんは使えなくなりますが)の二刀流乱れ打ち、防具ではミネルバビスチェと強力なものが揃っています。
オリジナルコマンドはまふうけん。装備した剣を頭上に掲げることで魔法の避雷針となり、効果を無効化しつつMP吸収が行えるコマンドですが、
・敵味方の判別が出来ない
・ややタイミングがシビア
・一部の魔法が吸収出来ない(テレポ・トルネド・メルトン・クエイク・クイック・メテオ、フラッド、ブレイブ)
等クリア前ではチュートリアルにもなっているディッグアーマー戦や幻獣防衛戦のケフカ戦ぐらいしか必須である場面は少ないと言えます。
しかしクリア後の隠しダンジョンでは猛威を振るい、
・カイザードラゴンのハイパードライブ
等ボスクラスを倒す為に必要となっており、攻略をかなり容易にしています。(その際の回復はストラゴスのホワイトウインドがおススメです。)
また強化版イエロードラゴンは常時まふうけん状態になっており、数少ないフラッドの出番となっています。
他作品への露出もありティナに人気面では劣ってはいるセリスですが、作中では彼女の魅力を存分に堪能することが出来ます。
では
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