※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「マッシュ・レネ・フィガロ」について書いていきたいと思います。
①王族の地位を捨てたモンク
王家に束縛されることを嫌い城を飛び出し、モンク僧としての修業を積んだエドガーの双子の弟。
元々体が弱かったらしいですが作中では筋肉だるま（オルトロス曰く）と称されるほどのマッチョな肉体をしており、ティナには大きな熊と間違えられています。
細かい事には拘らない、大らかで正義感溢れる性格をしており、誰もが距離を置きたがるシャドウ、言葉が通じにくいガウを受け入れる等、器の大きさも持っています。
ただ向こう見ずな部分も目立ち、
・オルトロスを単独で追いレテ川に流される
・カイエンの忠告を聞かずに魔列車に乗り込む
・魔列車で幽霊が徘徊している中食事を頼む
等、特に分岐エピソードでその豪快イベントが見れます。
「メシだ、メシだ！山ほどもってこ～い！」
因みに意外に繊細な部分もあり（幼少期は大人しかったらしく前述した性格は師匠（ダンカン）の影響が大きかったと思われます。）、ダンカンの山小屋では花が飾られていたり、好きな食器や紅茶が置いてあったりしています。
②兄への強い信頼と絆
作中ではコルツ山で加入後、レテ川で一旦パーティーから離脱し最も長いエピソードの主人公に。前述したエピソードの他、バレンの滝、蛇の道で飛び込み流される等、あり得ない移動方法を取っています。
その後崩壊前では目立ったのはフィガロ上のイベント（マッシュが家を出た理由がわかります。）ぐらいですがキャラ性能の高さもあり、主にバトル面で活躍します。
「いや…ちがう…もうここには親父もおふくろもいない…もう誰も…あの日から…。」
崩壊後ではツェンで崩れかかった家を単身で支える状況で登場。通常プレイではセリスが最初に出会う仲間となっており（加入必須キャラクターではありません。）、以後はダメージソースとして存在感を出してくれます。（セリス自身余り育てていないプレイヤーも多かったと思いますので余計に心強いかと思います。）
崩壊後の主なイベントとしてはダンカンとの再会、ガウの父親イベントがあり、特に後者では彼の温かい性格が垣間見れるイベントとなっています。
エンディングでのエドガーとのイベントは、彼の兄への強い信頼と絆を感じさせるものとなっています。
「俺は、兄貴に国を押しつけた訳じゃないぜ。」
「兄貴は国を支える。俺は兄貴を支える。」
「だから俺は強くなろうとしたんだ。」
③コツを掴めば簡単に叩き出せる絶大火力
戦闘ではオリジナルコマンド必殺技が猛威を振るいます。
・必中の防御無視ダメージを与えるばくれつけん
・敵単体に聖属性ダメージを与えるかめはめ、、、オーラキャノン
・炎属性の全体攻撃ほうおうのまい
・数少ない風属性の全体攻撃しんくうは
・魔法防御無視の必中ダメージで威力が高いむげんとうぶ
と属性、威力共に優秀で常にパーティーインさせても良いキャラとなっています。
育成は最強のむげんとうぶが魔力依存の為、カンストするまで魔力を上げておくのがおススメです。
ただ回復術のチャクラ、自己犠牲＆味方完全回復のスパイラルソウルはやや使い勝手が悪く、特に後者はコロシアムで彼を使えない（勝手に自滅する）大きな理由となっています。
そして最もネックになっているコマンド入力ですが、必殺技のナナメ入力はその隣のキーを押しても入力成功と判定される、（「←←↓→→」や「←↓↓↓→」と入力しても成功）為そのコツを掴めればほぼノーコスト、ノーリスクで絶大な火力を叩き出せるキャラになります。
「必殺技、キー入力ミス！」
このようにゲームをクリアをするには優秀過ぎる能力を持っているマッシュですが、クリア後になってくるとやや苦しくなります。理由は彼の装備可能な防具で、最も堅いのはレッドジャケットと防御面が重視される隠しダンジョン以降は苦しくなります。（ミラージュベストがあれば何とか埋め合わせは出来ます。）
その頃になればむげんとうぶのメリットもほぼ無く（アルテマ、みだれうち等の存在）、攻撃面でも違いを作り出せないので、RPGが苦手な人用（ただし前述したコマンド問題が解決した際）のキャラであると言えます。
出る作品が違うと思わせてくれる程の頼もしさを見せるマッシュ。個人的には最も使用したキャラでした。
では
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