※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「モグ」について書いていきたいと思います。
①人間の言葉を喋るモーグリ
ナルシェの炭坑に住むモーグリの戦士で、唯一人間を言葉を喋ることが出来ます。
その可愛い見た目と反して性格は勇敢で、仲間を率いてたった一人の少女を守る為にガードに立ち向かったり、雪男を従える等強いリーダーシップも持ち合わせています。また捕らえられた際も自力で何とかしようとする意気もあり、心強い存在となっています。
ただパーティー内ではマスコットキャラとして扱われている節がありイベントも少なめなので、後述する特性が無ければやや不遇なキャラであると言えます。
因みに撫でてくれる人が好きで、モーグリをふかふかすることを趣味とするティナとは相性バッチリですが、残念ながら個別のイベントはありません。
またモンスターに出会うたびにワンアクションがあり、可愛い姿を見ることが出来ます。
②亡き恋人のお守り
作中ではナルシェのガードからティナを守る為に登場。装備を外すことが出来、貴重な金策となってくれます。
その後は魔導研究所潜入から帰還後、こそドロ一匹狼の人質として登場。崩壊後でも加入してくれるので、全く使う気が無ければきんのかみかざりを取るのもいいかと思います。（良心は痛みますが）
加入時には夢にラムウが現れ、彼に人語を教えパーティの仲間になるよう進言されたことを明かします。
崩壊後はモーグリの住処でたった一人で佇んでおり、話しかけると仲間になります。その様子から見て他の仲間は彼を残して全滅してしまったらしく、中々つらい境遇であることが分かります。
ただ彼の後ろにある壁を調べると手に入る恋人であったモルルのお守りは、エンカウントなしの効果がある超有能アクセサリ。フェニックスの洞窟、狂信者の塔、隠しダンジョン等道中が長く厄介な敵が出てくるダンジョンでは抜群の効果（プレイヤーの心境的にも）を持ち、慣れてしまうと病みつきになりパーティーから外せない存在になります。
また彼を連れて行くとウーマロが仲間になってくれます。
エンディングではクレーンで引き上げられる等、完全にUFOキャッチャーのぬいぐるみとして扱われています。
③意外に前線向き
戦闘では槍が装備出来、前衛アタッカーとして運用できます。（他作品の竜騎士のような役割が期待出来ます。）また防具もスノーマフラーが装備できるため防御面でも頼りになり、グローランス＋竜騎士の靴＋飛竜の角は隠しダンジョンでも有用な攻撃方法となっています。（しかも前述したモルルのお守りが装備できるので必ずパーティーに入れておきたいキャラでもあります。）
反面オリジナルコマンドのおどりは微妙な性能で踊っている間は操作不能（しかも躓いて失敗することもあります。）、さらに効果も有能な物が少なく使いづらい印象が強いです。また無印版＆ピクセルリマスターではコンプを狙うには長い道のりを擁するレテ川、蛇の道を通る必要があり（水のハーモニー）、使いづらさに輪をかけています。
おどりをメインにするよりも竜騎士として前線を張る方が活躍の場が増えそうなキャラです。
シリーズで初の人間タイプ以外のパーティーキャラで、後の作品（レッドXIIIやケット・シー）にも大きな影響を与えたキャラであると言えます。
では
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