今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン総括を書いていきたいと思います。
3回目は「マジョルカ」です。
リーグ 勝ち点39 10勝 9分 19敗 36得点 63失点 16位
コパ・デル・レイ ベスト8
基本布陣
①痛恨の7連敗
冬にリコ、ムリキと即戦力&レギュラークラスを獲得したマジョルカですが、加入直後のカディス、ビルバオ戦で連勝といきなり獲得効果を与えます。
しかしベティス戦で敗北を喫すると、そこから痛恨の7連敗。エスパニョール戦後にはルイス・ガルシア監督が解任されアギーレ監督が就任する等、流れが完全に負のスパイラルに。
アギーレ監督は堅守速攻を武器にアトレティコ戦ではダブルを達成し、残留争いの直接のライバルであるアラベスに勝利するものの、グラナダ戦ではまさかの6失点。チーム状態から考えると降格は致し方無いかと思われました。
②奇跡とも言える残留
しかし次のセビージャ戦では驚異的な粘りを見せます。バッタリアが中盤を締め、ハウメ・コスタとオリバンの左サイドが相手右サイドの攻撃に耐え続けると、リコから守護神の座を奪ったレイナが驚異的なセーブを見せ勝ち点1(0-0)を勝ち取ると、続くラージョ戦ではアブドンがロスタイムに起死回生の勝ち越しゴールを挙げ、望みを繋ぎます。
そして最終節のオサスナ戦、前半はスコアレスで折り返すものの後半開始直後に大ベテランのアンヘルのゴールで先制。さらに38分にはこれまで全くという程出番が無かったグルニエが追加点を挙げ勝利。ラスト3試合を2勝1分で乗り切る驚異的な巻き返しでシーズンフィニッシュ。
マジョルカには大差で勝ったものの最終節で引き分けたグラナダを土壇場で追い抜き、奇跡とも言える残留を果たしました。
③チームを勝たせることは出来ず
ただ日本人にとって最も関心事である久保の活躍は正直散発的であったと言っても良いです。怪我はあったもののゴールを記録したのはアトレティコ戦の劇的ゴールのみ。
技術、判断の良さはチームでも別格なものの肝心のキック精度にばらつきがあり、求められている決定的な仕事をコンスタントに発揮することは出来ませんでした。
また守備でもウイングとしては1対1での強度が物足りなく、アギーレ監督も彼をスーパーサブとして起用していました。
バレンシア戦のように無双する試合もあったものの、結果的にはチームを勝たせることは出来ず、結果を残すことが大半のサッカー界においてはリーグ戦1ゴール0アシストでは余りにも物足りません。
特に保有先のレアルマドリードは正にチームを勝たせる選手の寄せ集め、そしてそういった選手しか生き残れないチームなので、来シーズンもおそらく違うチームでシーズンを迎えそうです。
テオやハキミ、ウーデゴール等トップチームで出番が無くても他チームに移り活躍し世界クラスまで上り詰めた選手も多い為、そろそろレンタルでは無く完全移籍で一つのチームに腰を据えるのも考慮しておいた方がいいのかも知れませんね。
では
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