※ネタばれ有
今回は「銀魂」で印象に残った話について書いていきたいと思います。
次は「柳生篇」です。
この「柳生篇」で初登場となった柳生九兵衛(通称九ちゃん)ですが、当初は設定が少なく堅物キャラが定着しています。(そのことで桂に非常にライバル視されます。)
・お妙の意思を確認せず勝手に婚約を取り決める
・お妙に半ば強引にキスする
・新八に対しても見下したような態度を取る
等傲慢で独善的なキャラとして描写されています。恐らくストーリーのメインキャラであったので極力キャラを壊したくなかった(高杉が一つの例です)という狙いだったと思いますが、その分妖怪便所わらしこと柳生敏木斎や、マットで一時間一本勝負こと東城歩がボケまくってくれます。
また登場人物(ほぼモブ)にまさかの有名声優を登用する等斬新な手法?を用いています。
「妙ちゃんみたいに・・・強い女の子になりたかった。」
②トイレの紙
お妙を巡って柳生家と対峙する万事屋と真選組ですが、その主要人物でありリーダー格である銀時、近藤、東城、敏木斎は大半をトイレで過ごします。
理由は紙が切れているからで、彼らの本当につまらない葛藤と心理作戦がこれでもかと描写されています。
そんな中何気に神楽✕沖田の組み合わせや、土方のマヨラーっぷりが披露されますが、それを掻き消す程このトイレの紙無し事件はインパクトがあります。
因みに全編を通して最も活躍するのは新八です。(切ないです。)
用意出来たのは愛する人の写真、紙やすり、なけなしのお札、秘伝書、、、4人は究極の選択を迫られることとなります。
「だれかー、紙をくださぁぁぁい!!!」
③ワントラップ
このストーリーは同時進行で近藤のお見合いが進行されています。
お見合いの相手は猩猩星のバブルス王女で、見た目は正に巨大なゴリラです。お妙を想っている近藤は、直属の上司である松平片栗虎の手前もあって何とか円満に断ろうと模索しますが悉く失敗し、お妙を救おうとしているうちに結婚が成立してしまいます。
食事がバナナだらけの結婚式に呼ばれた万事屋ですが、銀時、新八、そして沖田のやり取りが心に染みます。
新八「銀さん人間一体どう転ぶとあんな事になるんですか・・・?」
銀時「見合いで脱糞してワントラップ入れるとああなるんだよ・・・。」
沖田「旦那笑い事じゃないですぜ・・・。」
銀時「いや笑ってねーよ・・・つーか笑えねーよ・・・他人の結婚式で泣きそうになったのは初めてだ・・・。」
このやり取りのシュールさはアニメ本編ではより切なさが立ち込めるので必見です。
九ちゃん初登場回である物語。その後彼女は男となるべくズレた選択肢を取り続けることになります。
では
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