今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 3-2 巨人 ○青柳 3勝
阪神 10-3 巨人 ○渡邊 1勝
阪神 8-1 巨人 ○西純 1勝
10勝 20敗 1分 100得点 111失点 6位
①2試合連続の完投勝利
先発は2連勝中の青柳投手。2回巨人先発菅野投手からノーアウト満塁のチャンスを作るも生かしきれず無得点に終わるも、3回佐藤輝選手の2ランが飛び出し先制点を挙げます。青柳投手は安定した投球を披露しますが、4回ノーアウト1,2塁のピンチを招くも見事に切り抜けます。
しかし5回ノーアウト1,3塁のピンチを招くも若林選手に1点を返されるだけに留まると、6回再び満塁のチャンスを作るも無得点に終わります。
それでも8回この日レギュラーに復帰した大山選手に1発が飛び出ると、青柳投手は最終回岡本選手に1発を浴びるも2試合連続の完投勝利で3連勝。近本選手の好守2発もありチームは4連勝を果たしました。
②プロ5年目にして初勝利
先発はウィルカーソン投手。初回からピンチを招く苦しい投球で2回、ノーアウト1,2塁から大城選手にタイムリーを浴び、シューメーカー投手にはスクイズを決められ2点を先行されます。
巨人先発シューメーカー投手に苦しめられた打線でしたが、4回足を搦めてノーアウト1,3塁のチャンスを作り出すと大城選手の悪送球で1点を返します。
ウィルカーソン投手は毎回ランナーを出す苦しい投球ながら5回を投げ切り試合を作ると、6回2アウト2塁のチャンスから佐藤輝選手のタイムリーで同点に追いつきます。
更に7回巨人今村投手が四球で崩れて2アウト満塁のチャンスを作ると、近本選手が押し出しを選択し逆転に成功すると、中野選手のタイムリーツーベースで2点を追加、更に3番手の畠投手も押し出し、そして糸井選手のタイムリーで2点を追加して一挙6点を挙げます。
7回に浜地投手がポランコ選手に一発を浴びるも8回山本選手の移籍初アーチが飛び出し2点を追加しそのまま試合終了。2番手に投げた渡邊投手がプロ5年目にして初勝利を挙げ、印象的な試合となりました。
③大差の完勝
先発は今シーズン初となる西純投手。初回2アウト1,2塁のピンチを背負うも切り抜けますが2回ウォーカー選手にスタンドに運ばれ先制点を許します。
追いつきたい打線ですが巨人先発高橋投手に3回のチャンスも抑えられ決め手に欠けますが、6回1アウト1,3塁のチャンスを作ると糸原選手の技ありタイムリーで同点に追いつくと、さらに梅野選手もタイムリーを打ち見事逆転します。
先発西純投手は3回以降は圧巻の投球で巨人打線を抑え7回1失点の好投。8回には1アウト満塁のチャンスから糸井選手の2点タイムリーで追加点を挙げると、さらに山本選手にも2点タイムリーが飛び出します。
さらに9回にも島田、近本選手にもタイムリーが出て終わってみれば大差の完勝。西純投手は約1年ぶりの勝利で見事に同一カード3連勝を果たしました。
総評
東京ドームでの同一カード3連勝は9年ぶりと、強さを取り戻した感はあります。
特筆すべきなのは先発陣。青柳、ウィルカーソン、西純投手共に試合をしっかり作り、他ローテの西、秋山投手もまずまず安定とかなり数も揃っています。ガンケル投手の調子は気になる所ですが、伊藤将、藤浪投手も2軍で登板しており、何とか数は揃ってきそうです。
そしてプロ初勝利を挙げた渡邊投手は勝ちパターンで、岩貞、加治屋投手はビハインド時に計算が出来る存在になった来たのはかなり大きいと思います。
そして打線は完全に良かった時のチーム状況に戻りつつあります。常に次の塁を狙う走塁意識を持った機動力野球が復活。先鋒役として近本、中野選手、重要なつなぎ役として糸原、山本選手が機能したことでかなり嫌らしい打線になっています。
やや長打力には欠けるものの佐藤輝、糸井選手というポイントゲッターもおり得点力には不足は感じなくなっています。
大幅に出遅れながらもやっと復調と言える強さを見せつけた阪神。次のヤクルト戦でもカード勝ち越しを狙っていきたい所です。
では
![]() |
阪神タイガース承認 デニム半袖シャツ [8008Y] イエロー S〜3L タイガースワンコ タイガースグッズ ペット服
|
![]() |
|