4試合勝ちの無いチェルシーと、就任後リーグ戦では黒星の無いトッテナム。対照的なチーム状態で両指揮官がどのような戦いを披露するか注目です。
ということで先日行われたチェルシーvsトッテナムの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
チェルシーは迎撃守備の4-3-3、対するトッテナムは4-4-2のハイプレスを採用してきました。
試合はチェルシーが両サイドバックを絞らせ、サイドでのパス回しを効率よくすることでボールを保持していました。更にジョルジーニョが絶妙なポジショニングでサポートし、トッテナムのハイプレスは弱体化。右サイドのアスピリクエタ、マウント、ツィエクのコンビネーション、そしてハドソン・オドイの突破でトッテナムのサイドの守備を翻弄。次々とチャンスを作っていきます。しかしルカクの調子が戻っていないのかブレーキに。中央もしっかり締められていたので効果的なパスも通せない状況で攻撃が停滞します。
対するトッテナムはボールは保持されるもしっかりと中央は締めケインのポストプレーやベルフワインの突破からチャンスを作ろうとしますが、チアゴ・シウバが統率するチェルシーの絶妙な距離感の守備で潰され決定機を作れません。
互いに譲らないまま前半を終えます。
後半
後半開始直後いきなり試合が動きます。ペナルティエリア外でボールを受けたツィエクが左足を一閃。ボールは綺麗な弧を描きゴールに突き刺さるスーパーゴールでチェルシーが先制します。さらにフリーキックからチアゴ・シウバがヘッドで叩き込み2点差に広げます。
トッテナムもルーカス、スキップを入れ3トップに変更し攻勢に出ますがチェルシーもカンテ、マルコス・アロンソを投入し試合を締めに。終了間際のケインのシュートもケパに阻まれ試合終了。
チェルシーが5試合ぶりの勝利、対するトッテナムはコンテ政権初黒星を喫しました。
総評
チェルシーはまるでシティのようなボール回しでサイドを制圧。特にジョルジーニョは絶妙なポジショニングで特に左のサールのサポートでボール回しを円滑に。シティとは違う方法でボール巡回を良くし、素晴らしいパフォーマンスを見せました。そしてチアゴ・シウバ、リュディガーの守備は好調のケイン、ベルフワインを封殺。幾度となくプレスに晒されるも抜群の状況判断でボールを散らしました。
そして誰よりも輝いたのはツィエク。スーパーゴールに突破など加入後最高とも言えるパフォーマンスを披露。マウント、アスピリクエタと共にサイドを制圧しました。
あとはルカクの復活を待つばかりです。
対するトッテナムも明確な守備と狙いのあるカウンターで脅威に。後半の修正策も見事であったと言えます。しかし惜しむべきなのはチェルシーの出来が良すぎたことで、スーパープレーに敗れたと言えます。コンテ監督も出来ることは全て行っており、今後もCL出場権を争えるチームになりそうです。
共に素晴らしいパフォーマンスを見せながらもスーパープレーが命運を分けた一戦。やはり名将同士の戦いは面白いです。
では
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