未だグループリーグ勝利が無い新生チェルシー、グループ最大のライバルと目されているミランに対してどのような戦いを繰り広げられるか、注目です。
ということで先日行われたチェルシーvsACミランの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
チェルシーは守備5-2-3の3-4-3、対するミランは守備4-1-2-3の4-2-3-1を採用していました。
試合はミランがボールを保持しますが、2センターバック+ボランチを抑えるチェルシーの3トップの守備に苦労し、中々ボールを前に運べません。
一方チェルシーも2ボランチの立ち位置(特にチーク)に難があり、途中から割り切って攻撃はショートカウンターに徹しており、お互いボール保持に問題を抱えます。
そんな中先手を取ったのはチェルシー。コーナーキックから2度決定機を作ったチアゴ・シウバが三度コーナーキックで競り勝つと、こぼれ球をフォファナが押し込み先制点を挙げます。
追いつきたいミランはレオンの突破を中心に攻勢をかけるも、ビルドアップの問題は解決されておらずボールを失い続ける等チャンスは散発的で、得点を挙げられずに前半を終えます。
後半
後半チェルシーはウイングバックのポジションを上げ彼らを起点にしてミランを押し込んでいきます。
するとジェームズのクロスにオーバメヤンが合わせて追加点を挙げると、ショートカウンターからジェームズがニアに強烈なシュートを叩き込み点差を2点とします。
ミランはレビッチ、ガッビアを投入し3バックに変更しますが、逆に相手に守られやすい状況になり、チェルシーに上手くゲームをコントロールされていきます。そしてお互い過密日程を踏まえての交代を行いそのまま試合終了。
チェルシーがグループリーグ初勝利を挙げました。
総評
チェルシーはポッター監督の戦略が見事に嵌った形となりました。試合開始からボールが回らないとわかると、強度の高い守備からのショートカウンターにシフトチェンジ。
後半は自分たちの守備が機能していたことを確かめると、ウイングバックを挙げて追加点を奪う動きを行い見事に2点を取り勝利。複数の選択肢を併せ持つ監督の判断力の的確さを改めて感じた試合運びでした。
そんな中リース・ジェームズはレオンに余り仕事をさせず、後半には解き放たれたように躍動し1ゴール1アシストを記録。ジルーを封殺してセットプレーでも存在感を示したチアゴ・シウバと共に勝利の立役者となりました。
対するミランは戦い方の引き出しの少なさが露呈された試合でした。特にビルドアップ時の立ち位置は最後まで効果的なポジションを取れず(サイドに流れてズレを作る等)、さらにサポートも少ないのでボールを前に運ぶことすらままならない状態になりました。
それでもレオンの突破は凄まじく、対人に強いジェームズを含む4人を一気にぶち抜くドリブルを見せる等その個人技の高さを見せることが出来ました。
これでグループリーグは全チーム勝ち点3で並ぶ混戦模様に。今後の戦いがより面白くなりそうです。
では
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