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ジョルジーニョ~再確認されるその価値~【特集】

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今回はチェルシー所属のジョルジーニョ選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

ジョルジーニョ(ジョルジ・ルイス・フレーロ・フィーリョ)選手はイタリアのヴェローナのユースチームに入団し、2010年にトップチームデビューしました。

その後ACサンボニファチェーゼにレンタル移籍することになりますが、復帰後は主力として定着。2013-2014シーズンには昇格組でありながらも上位に食い込むチームの司令塔として大活躍します。そしてシーズン半ばナポリに移籍。

加入当初からレギュラークラスに定着しますが、特に2015年に就任したサッリ監督の元では有望株からセリエA屈指と評される程に活躍を見せ、華麗なパスサッカーの「心臓」として申し分ない活躍を見せます。そして2018年にそのサッリ監督の誘いでイングランドチェルシーに移籍。当初はプレースタイルの違いに戸惑う部分が多いながらもヨーロッパリーグ制覇に貢献。ランパード監督に代わってからはレギュラーから外れることもあり無難なプレーに留まりましたが、昨シーズンはカンテと共にトゥヘルチェルシーの軸として活躍し、チャンピオンズリーグ優勝に多大に貢献します。

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元々ブラジル出身でしたが2016年にイタリア代表としてプレー。2018年にはワールドカップ出場を逃す悔しさを味わうもののユーロ2020では躍進するチームの心臓として見事に機能し、決勝進出に多大な貢献を果たしています。 

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①高いパス精度と広い視野

ジョルジーニョ選手の特長は「高いパス精度と広い視野」です。司令塔に求められている技術を全て持ち合わせており、正確でレンジにも幅があるキックでパスをつなぎながらゲームメイクを行います。またフィジカル的には無理が効かない為、ポジショニングに優れ常に視野を取れる適切な位置に常に入れる判断力も秀でている選手です。

そして攻撃のスイッチを入れる縦パスのタイミングは素晴らしく、ボール保持とカウンター時どちらにも威力を発揮する武器となっています。

また忘れてはならないのは「PK職人」であることで、独特のタイミングでコースを狙うキックは止められず、滅多に外すことはありません。

 

②対人守備とプレス耐性

反面体格には恵まれずフィジカルには大きな課題があります。アンカーで起用するにはインターセプトは鋭いものの対人守備に難があり、味方のサポートを必要とします。

またプレス耐性にも難があり、ハイプレスに晒されてあっさりとボールを失う事が度々見受けられます。判断力や機動力で何とかカバーは出来てはいますがある程度彼を「保護」することは必須で、戦術面でのサポートも必要な選手でもあります。そういう意味ではサッリ監督、トゥヘル監督と出会えたことは大きく、理解してくれる指導者にも恵まれていると言えます。

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③再確認されるその価値

 チェルシーでのチャンピオンズリーグでの活躍、そしてイタリア代表でも活躍しておりジョルジーニョ選手はその価値が再確認されたといってもいいでしょう。

かつてグアルディオラピルロが中盤の底に君臨しゲームを作ってきましたが、近年はブスケッツやロドリのような守備力も兼ね備える選手、そしてダブルボランチで起用される選手も増えつつつあり、アンカーとしてタクトを振るうレジスタは減少していると言えます。(そもそも様々な能力が必要とされるので、希少な存在であることも影響していると思われます。)

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そんな中、プレーをある程度は現代サッカーに合わせながらも1990年代~2000年代のレジスタを体現するジョルジーニョ選手は何処かロマンを感じてしまいます。

 

チェルシーとイタリア代表で存分に試合を支配するジョルジーニョ選手。これからの活躍も期待していきたいです。

 

では

 

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