今回は2021年阪神タイガーズの糸原健斗選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
125試合 .286 2本 30点 6盗 出塁率.347 OPS.698 四死球43 三振61
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②2年連続の長期離脱
今シーズンは序盤から2番打者として、不調の近本選手の代わりに切り込み隊長として機能しチームのスタートダッシュに大きく貢献します。
特に2塁打等の長打が増える等、昨シーズンの課題が解消されており2018年のような活躍が期待出来ました。
しかし4月の中盤から徐々に快音が聞こえなくなってくると、5月19日に下肢のコンディション不良により登録抹消され2年連続の長期離脱となります。6月11日には1軍復帰するものの調子は戻らず長い不振に陥り、更にチームの不振や自身の守備にも影響しミスやチャンスでの凡退が目立つと、中野選手の活躍もあり上位打線に組み込まれていることに疑問符が出てきてしまいます。
②高打率も残しクリーンナップも
ただ9月以降は調子が戻り高打率をキープ。2番に中野選手が固定されたことやチーム事情も重なりクリーンナップも任させることもありました。しかし肝心の得点圏で強みを見せることが出来ず、チームを盛り返すことが出来ずにシーズン終了。
.286と打率は残したものの出塁率はキャリア初で.350を切る等らしさは見せられず、長打力も後半鳴りを潜め、消化不良のシーズンとなりました。
③出塁率と守備範囲
新シーズンに向けてはまず「出塁率」を戻すことにあります。元々その選球眼とファウルでの粘り強さで頭角を現した選手ですが、今シーズン粘り切れず凡退や「怖くない単打」で終わってしまう場面が目立っています。チーム状況で5番に任させることもあり役割の違いもありましたが、昨シーズンから自身の持ち味が消えつつあるのがかなり気になる所です。
また大きな課題の守備も守備範囲はリーグ最低クラス、そして記録にならないミス(併殺が取れない)など解消はされていません。
新シーズンには調子を取り戻しつつあった木浪選手、そして着実に実績を積みつつある小幡選手とのレギュラー争いが待ち受けている為、いかに弱点を相殺する程に自身の強みを生かせるかが勝負になってくるでしょう。
怪我にも悩まされレギュラーの座も絶対的なものではなくなった糸原選手。新シーズンでは是非自身が掲げる「打率3割、出塁率4割」を達成するような活躍を見せて欲しいです。
では
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