※ネタバレ有り
今回は名探偵コナンの「ベルモット」について書いていきたいと思います。
①A secret makes a woman woman
ベルモットは黒の組織の幹部で、トップである「あの方」のお気に入りでもあります。
名前の由来は白ワインを主体とするフレーバードワインで、主に食前酒として飲まれたり、料理に使われたりするお酒です。
プラチナブロンドの髪色をしたロングヘアが特徴の美人で、やや紫がかった口紅と露出が多い服を好んでいるようです。
別世界ではでよく似た姿でロシアンマフィアの大幹部を務めたり、宇宙世紀でジオン公国軍突撃機動軍総司令官を務めています。
頭脳明晰、銃の腕前、精密機械の扱いに長けている等、幹部なだけあって高い能力を持ち合わせてます。特に拳銃の技術は運転しながら正確に的を撃ち抜ける等高い技術を持っています。
また立ち回る際にはジン以上の冷酷な行動をすることが多く、相手を脅迫しながら犯罪を犯させたり、想いを寄せた人物を捨て駒のように扱う等、極力自分の手を汚さない手法を好みます。その為組織内でも恨みを持つ人物も多く、キャンティ、コルンには仲が良かった仲間(カルバドス)を駒として切り捨てたことで激しい憎悪を向けられています。
徹底した秘密主義者で、組織にも言えない秘密(新一の生存等)を抱えています。主に自分の身を守る為に利用していますが、明らかに組織に公表した方がいい情報も隠していることから他の狙いもありそうです。座右の銘である「A secret makes a woman woman(女は秘密を着飾って美しくなる)」は作中屈指の名セリフです。
その為基本群れることはせず、前半はジン、ウォッカとよく一緒に登場、最近ではバーボン(安室透)と共に行動することが多いようです。
②千の顔を持つ魔女
組織の仕事としては主に情報操作、情報収集、潜入捜査を得意としており、極端に体型が違う人物(子供や大男など)以外は老若男女問わず変装することが出来ます。
その技術は過去に工藤有希子と共に初代「怪盗キッド」黒羽盗一に学んだことで習得し、練度自体は有希子以上であると言えます。そういう意味では怪盗キッド(黒羽快斗)の姉弟子とも言えます。
作中ではアメリカの大女優シャロン・ヴィンヤード、クリス・ヴィンヤード親子、帝丹高校の校医新出智明、安室がアルバイトしている喫茶店「ポアロ」の看板娘である榎本梓など多岐に渡り、コナン達を幻惑します。
その為「千の顔を持つ魔女」という異名を持っています。
③シルバーブレット&エンジェル
他人には容赦なく駒としてしか見ていないベルモットですが、新一を「シルバーブレット」蘭を「エンジェル」と評し、なるべく危険に立ち入らないように振舞っています。
理由としては第286話~第288話「工藤新一NYの事件」で赤井を追った際に転落しそうなのを助けて貰ったことがきっかけで、口封じしようとしても自分を助ける新一達に何らかの希望を見出したと思われます。
「ダメよエンジェル…貴方は入ってはダメ…この血塗られたステージには相応しくないわ…。」
ただコナン達はそうは思っておらず、「友人(有希子)の息子」であるからぐらいにしか思っていないです。またコナンの正体を知っている数少ない?人物です。
反面灰原(シェリー)には容赦なく、時には組織の意思に反していても抹殺しようとしています。その執念は凄まじいものがあり、第701話~第702話「漆黒の特急」では周到な準備で彼女を最後まで追い詰めました。(キッドの横やりもありましたが)
恐らくですが灰原の開発した薬(APTX4869)に対して憎しみを持っているらしく、彼女だけではなく彼女の家族すら恨んでいる様相もあります。
黒の組織に属しながらも組織の壊滅に繋がる行動を取ったり、どこか読めない行動をすることが多いベルモット。その行動の真理(組織の乗っ取りなど単純な理由でないことを願っています)も含めて今後も楽しみなキャラです。
では
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