きちのうすめ雑記

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白い巨人の変化!?~自らが築いた「ブランド力」の低下も~【サッカー】

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今回は「白い巨人」ことレアルマドリードの最近の振る舞いについて書いてきます。

①ビッグクラブの「理想形」

レアル・マドリード。「白い巨人」とも評されるこのクラブはスペインのラ・リーガで36回の優勝、コパ・デル・レイでは20回の優勝を誇る名門クラブで、特に欧州最高の大会であるチャンピオンズリーグチャンピオンズカップ)では2位のACミラン倍以上となる15回の優勝を果たし、FIFA公認の20世紀最高クラブに選出。2000年以降もこれまでトップの7回の優勝を果たしており、今の所21世紀最高のクラブと言えるでしょう。

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またそのブランド力も非常に高く、世界中からのサッカーエリートが集合。フィーゴを皮切りにジダンロナウドベッカムなど次々と獲得した「銀河系軍団」クリスティアーノ・ロナウドベンゼマモドリッチ、クロース等を獲得しチャンピオンズリーグを3連覇した「新・銀河系軍団」等は多くのファンだけでなく有力選手も引き寄せることになり、現在もべリンガムやクルトワなどがその栄光に満ちたブランド力に惹かれ加入を決めています。

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それに加え若き日に引き抜かれ中軸になったバルベルデやヴィニシウスやロドリゴ自らフリーで加入しピッチ上にクオリティをもたらしているリュディガーやアラバ、エンバぺ、そして下部組織出身のラウール・アセンシオやルーカス・バスケス。その多様な強化策によりチームを幾度もタイトルに結び付けている様は正にビッグクラブの「理想形」というもので、多くのクラブの模範となっています。

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その歴史、ブランド力、そして育成も含めた強化策、全てにおいて最高峰とも言えるレアルマドリードですが最近の振る舞いに変化が起こっています。

 

バロンドール授賞式とコパ・デル・レイ決勝前の行動に

ことの始まりになったのはに2024年のバロンドールの授賞式。当初はヴィニシウスが有力とされたものの実際選出されたのはマンチェスターシティのロドリとここまではよくある話でしたが、50人予定された参加者が全員不参加と前代未聞の行動を起こす事に。

授賞式には「最優秀男子クラブ」やクラブと代表の合計で最多得点を挙げた選手に贈られる「ゲルトミュラー・トロフィー」「最優秀監督賞」等他受賞者がいたにも関わらず行われた行動には、ヴィニシウスの落選に対して不満があったとは言え余りにも周りにリスペクトを欠くものとなっており、様々な批判が浴びせられることとなりました。

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そして最近でも「レアルマドリードTV」で自分たちの試合を担当した審判を痛烈に批判しており、コパ・デル・レイ決勝直前にもこの試合の審判を務めるベンゴエチェア氏を能力や実績を疑問視しながら、その判定を非難する映像を公開。いくらバルセロナのネグレイラ事件もありスペインの審判制度の改革を求めるものであろうも、一審判をクラブの権威を使って攻撃するのは度を過ぎているとされ、実際同氏は声を詰まらせながら悲痛な思いを吐露しています。

それに対しマドリー側は抗議の意思を表明し会見の中断、そして前日練習の中止を決定。試合後も一部選手が過度な抗議行動に出て退場処分となる等非常に後味の悪いものとなっています。

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③自らが築いた「ブランド力」の低下も

正直審判を批判するのはどのクラブでもありそれ程珍しいものではありませんが、ここまでクラブを挙げて大々的に批判するのはもはや「圧力」と受け取られても仕方がありません。また前述したバロンドール授賞式の欠席も、これまで憎きライバルであるバルセロナのメッシ選手が受賞した際はマドリーは参加させており、このような行動に出たのは極めて異例。

正直ここまで終始「被害者」として振舞い、戦う相手もこれまでの強大な組織であるFIFAUEFAでは無く、立場的にどうしても弱くなる審判個人。これまでのマドリーからは考えられない行動であり、これまで「ブランド力」「クラブの格式」を何よりも重視していたぺレス会長含む上層部に何かしらの心境の変化があったとしか思えません。

 

いずれにしても伝統、格調高いクラブが取る行動としては明らかに相応しくなく、このままでは上げ続けたクラブの「ブランド力」の低下も。(スーパーリーグ構想も含め、本当にこれまでもこのような政治的な選択を間違えないクラブだったので、正直戸惑っている部分もあります。)

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少し仮想敵を間違え暴走している感もあり、今後は今一度自分達の立場、そしてそれによって及ぼす影響を考え行動し、もう少し相手に対してリスペクトを持った働きかけをして欲しいと思います。

 

では

 

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