今季3度目のクラシコはコパ・デル・レイ決勝。試合前日のマドリーの審判批判問題などセンシティブな状況な中、両チームがピッチ上でどのような戦いを繰り広げてくれるのか注目です。
ということで先日行われたコパ・デル・レイ決勝バルセロナvsレアルマドリードの感想です。

両チームのスタメン&結果

前半
両チーム共にエースを欠く中、守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していた試合。バルセロナがボールを保持し、マドリーがカウンターを狙う形になりましたが開始9分にフェラン・メンディが負傷交代。マドリーが想定外の状況に陥るもチュアメニがディフェンスラインに参加した守備はバルセロナの攻撃を上手く凌いでいきます。
それでもセバージョスがサイドに配置されている為上手くビルドアップが行えずにいると、クバルシのパスカットからペドリがサイドに展開。時間的余裕を与えて貰ったヤマルは落ち着いてマイナスのパスを送ると、ペドリがダイレクトでゴール隅に叩き込みバルセロナが先制点を挙げます。
追いつきたいマドリーですが中々攻撃の形を作れずそのまま前半を終えます。
後半
後半マドリーは怪我の為温存していたエンバぺを投入。前線から猛烈なプレスをかけフィニッシュまで持ち込む等バルセロナゴールに襲い掛かっていきます。
そしてモドリッチ、ギュレルが投入されよりバルベルデが右サイドバックに移動するとよりプレスが強烈に。するとエンバぺがペナルティエリア付近でフリーキックを獲得すると自らゴールに叩き込み同点に追いつきます。
更にギュレルのコーナーキックからチュアメニがフリーで頭で合わせ得点し、試合をひっくり返します。
それでもバルセロナは1プレーで局面を打開。ヤマルのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスが見事にゴールに流し込み同点に。
熱狂の中共に譲らず試合は延長戦に持ち込まれます。
延長
延長戦は共に疲労が色濃く残り、切り替えは激しいながらチャンスは散発的に。後半戦も同じ状況でこのままPK戦かと思われましたが、試合を決めたのは思わぬ人物。ペナルティエリア前でパスをカットしたクンデがそのままフィニッシュに持ち込み、シュートは左隅に流し込み劇的な決勝点に。
その後アディショナルタイムにはマドリー側の抗議もあり後味の悪い結末になるものの、そのまま試合終了。バルセロナが4年ぶり32日目のコパ・デル・レイ優勝を果たしました。
総評
バルセロナは後半マドリーの猛攻を受けるも見事にひっくり返し逆転勝利。セットプレーの守備の緩さは非常に気になるものの(2失点ともに対応に問題がありました。)、その攻撃力でカバーする事に成功しました。
特にクンデは攻守においての異常ともいえる運動量に、優勝を決定させる決勝点もマーク。2アシストで存在感を発揮したヤマルと共に勝利の立役者となりました。
対するマドリーは前半の機能不全が悔やまれる事に。セバージョスは現チームの中で唯一ゲームを「落ち着かせる」ことが出来る選手で、中央で起用して持ち味を発揮出来る選手。エンバぺが不在の中素直に3センターを組みべリンガムシステムが機能するのは昨シーズン証明されているので、何故ウイングで起用されたのかは疑問に思います。
しかし後半の巻き返しは凄まじいの一言で改めて個の質の高さを証明。特にチュアメニは守備では危険なエリアを上手くカバーし逆転弾もマーク。今後に期待が持てるパフォーマンスを披露しました。
お互いのプライドがぶつかり合う素晴らしい決勝となったクラシコ。今後も両チームの戦いぶりに注目です。
では
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