今回はサウサンプトン所属の菅原由勢選手について書いていきたいと思います。
経歴
菅原選手は2013年から名古屋グランパスのユースに入団し、2018年に2種登録されその翌日に開幕戦でスタメン起用されJリーグデビュー。
その後僅か1ヶ月弱でプロA契約締結条件を満たし、クラブ史上最年少でプロ契約を結ぶこととなりました。
しかしその才能が欧州クラブの目に留まり半年後にオランダのAZに期限付き移籍。翌年には完全移籍を勝ち取り以降は主力としてプレー。2023年には月間MVPを獲得する等リーグ屈指の右サイドバックとして力を磨いていきます。
すると今シーズンプレミアリーグに昇格したサウサンプトンに完全移籍。世界最高峰のリーグで自身の力を試す事になりました。
日本代表には2020年に初招集されるも以降は疎遠に。それでも2023年に再招集されると、以降はコンスタントに招集される事に。2024年アジアカップでは精彩を欠き悔しい思いをしたものの2026年ワールドカップに出場する為日々力を磨いています。
①圧倒的なスピードと対人能力
菅原選手の特長は「圧倒的なスピードと対人能力」と言えます。
純粋な加速だけで相手を置き去りにしてしまう程スプリント能力に優れ、そのスピードを生かしたドリブルで違いを生み出します。また足元の技術にも優れクロス精度も高いものを持ち、上下運動を繰り返す攻撃的サイドバックの中に求められるもの全てを持っていると言えます。
また守備でも対人能力に優れ、相手ウイングを高い身体能力で封殺。特に抜いたと思っても追いつかれるスピードは相手にとって悪夢でしかないと思います。
②判断力と継続性
前述したように技術、身体能力共に申し分ない菅原選手ですが、課題は判断力と継続性。攻撃では自分のタイミングで上がってしまう為オーバーラップがずれることもあり、守備ではポジション取りを間違え簡単に裏を突かれる事も度々見受けられます。
また集中力を欠く場面もあり失点に直結するような凡ミスも。アジアカップを境に毎熊にスタメンを奪われたのもその安定感の無さによるものであると考えられます。
長所と短所を考えると現時点での適性はウイングバックだと思われます。
③守備面で力を示さなければ
サウサンプトンに加入した菅原選手は即座にフィット。アーセナル戦では痛恨のパスミスはあったものの、攻守共に粗が目立ち未だ未勝利のサウサンプトンにおいて質の高さを見せ、ラムズデール、ディブリングと共にチームを引っ張っています。
正直このままプレミアリーグ残留を決められるかと言われれば微妙ですが、レギュラーで起用されている以上後々を考えてもインパクトは残しておきたい所です。
ただ代表においての立場は苦しいものに。5バックの採用は菅原選手にとっては追い風になりそうでしたが競争相手は伊東、堂安と強力。自身より攻撃性能に優れ共に守備を献身的に行う選手であるので違いを見せられずにいます。
4バックでも毎熊に後れを取っている今、課題とも言える守備面で力を示さなければ今後も苦しいものになると思います。
新天地で存在感を放ち、主力として活躍している菅原選手。今後の活躍も注目です。
では
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