今回は現役引退を発表したアンドレス・イニエスタ選手について書いていきます。
今回は改訂版となっています。
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①日本でも活躍した「比類なき天才」
イニエスタ選手は12歳の時にバルセロナのカンテラに加入後、2002年にトップチームデビュー。その後主力に定着し、ロナウジーニョ、エトー、メッシ、シャビ、ネイマール、スアレス等数々の名手と素晴らしい連携を披露し、リーグ優勝9回、コパ・デル・レイ6回、チャンピオンズリーグ4回と多くのタイトル獲得に貢献。クラブ史に残る黄金期を支えることとなります。
またスペイン代表でもユーロ連覇、W杯優勝に大きく貢献。特に2010年W杯の決勝ゴールは後世に語り継がれるものとなっています。
バルセロナ退団後はJリーグのヴィッセル神戸に電撃移籍。その異次元とも言えるテクニックでタイトルこそは天皇杯のみになりましたが、大きなインパクトを残す事に。
2023年に神戸を退団後はUAEのエミレーツ・クラブに移籍。1年間プレーした後に現役引退を発表、24年間の現役生活に幕を閉じることになりました。
②異次元ともいえるサッカーIQ
イニエスタ選手の特長は超絶技術は勿論ですが、際立っていたのはそのサッカーIQ。
必要な時に必要なプレーを選択でき、時折その技術を生かし相手の逆を突き続けるドリブルや意外性のあるパスを出す。その判断に間違いが無く90分通して見られるのは彼ぐらいのもので、かつてのチームメイトであった稀代の司令塔シャビ、史上最高のフットボーラーも言えるメッシさえも彼の領域には至っていませんでした。
またそのサッカーIQを信じ、2004-2005シーズンに途中出場が大半だったものの彼を使い続けたライカールト監督、彼の才能を一早く見抜き就任後即座に中核に備えたグアルディオラ監督との出会い。そしてフィジカル重視になりつつあったサッカー界の中でボールプレーを大切にするバルセロナというクラブの環境は、彼にとって非常に大きかったと思います。
③再び愛するクラブに
現状では現役引退後のプランは明らかになっていませんが、以前インタビューでコーチングライセンスを取る事を示唆しており、将来的に監督業に付く可能性は十分にあると思います。
正直選手と監督では求められる資質に大きな違いがある為、どのような監督になるかはわかりませんが将来的にはバルセロナで指揮する姿を見てみたいのは確か。
愛するクラブで再びチームに「魔法」をかけてくれることを心から楽しみにしています。
卓越した技術でどんな難しいプレーも簡単に見せてしまい、広い視野でピッチ上全てを把握し的確なプレーを常に行った「比類なき天才」イニエスタ選手。
現役生活本当にお疲れさまでした。
では
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