きちのうすめ雑記

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UEFA EUROヒストリー ~2008年 スペイン代表~【サッカー】

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今回はUEFA EUROヒストリーを書いていきたいと思います。

 

5回目は「2008年 スペイン代表」です。

Getty Images

主な選手&布陣

 

①中盤の支配率を極限まで高める選手選出

2006年W杯のスペイン代表はルイス・アラゴネス監督の元、これまでの堅守からサイドアタックを重視するスタイルから選手が連動して崩すパスサッカーへの移行に成功。決勝トーナメントではジダン要するフランスに地力の差を見せつけられ敗北を喫するも確かな手ごたえを掴んでいました。

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そして大会後アラゴネス監督は本格的にポゼッションサッカーへの移行を推進。これまで代表のシンボルであったラウールを予選で敗れた北アイルランド戦以降外し、代わりにシャビ、イニエスタダビド・シルバ等ボールプレーヤーを中心に置き、スタイルの変化を進めていきました。

すると連敗していたユーロ予選でも成果が出て、スウェーデンを抑え1位で本大会出場を決めます。

そして本大会の選手選考では有力視されたウインガーホアキン、リエラがメンバー外にに。中盤の支配率を極限まで高める選手選出を行い、進めたスタイルと心中することを決めます。

 

②クアトロ・フゴーネス(4人の創造者)

正直当時はポルトガル、ドイツ、フランス、イタリアの力が抜けており、スペイン代表は優勝候補ではありませんでした。むしろ予選で苦しまされていたイブラヒモビッチラーションリュングベリ等を擁するスウェーデン、前回王者のギリシャ、そして名将ヒディング率いるロシアと曲者揃いでスペインはこれまでの失態もあり早期敗退もあり得るとまで評されていました。

しかしチームはその見解を覆す圧倒的なパフォーマンスを披露。初戦はビジャのハットトリックでロシアに快勝すると、続くスウェーデンでは後半ロスタイムのビジャのゴールで見事勝利しグループリーグ突破を果たします。さらに迎えた決勝トーナメント1回戦のイタリア戦でもPK戦の末勝利し、長年の苦手意識を克服します。

そして準決勝では再びロシアと激突。ビジャが前半で負傷するアクシデントがありながも代わったセスクが躍動し中盤を完全に制圧。3-0とアルシャービンを中心に躍進していたロシアに圧勝します。そしてこの圧倒的な内容にこれまで攻守のバランス上躊躇していた監督はイニエスタ、セスク、シャビ、ダビド・シルバを並べるクアトロ・フゴーネス(4人の創造者)の本格採用を決断することになります。

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③黄金時代の幕開け

決勝のドイツ戦でも殆どの時間を敵陣に押し込むことに成功。ゴールはフェルナンド・トーレスの1点に留まるもクアトロ・フゴーネスは躍進。アラゴネス監督の取り組みは見事花開くことになりました。

その後アラゴネス監督は退任することになりましたが、かつてレアルマドリードの黄金期を築き上げたデル・ボスケ監督が就任。

更に同年にはバルセロナグアルディオラ監督が就任。シャビ、イニエスタブスケッツがチームの根幹になり更にパスサッカーに磨きがかかると、マドリーもセルヒオ・ラモスアルビオルアルベロア等守備のタレントが育ち、バレンシアはビジャ、ダビド・シルバ、マタ等が定着。リーガも2大巨頭(バルセロナレアルマドリード)が世界をリードする等、黄金時代の幕開けとなっていくことになります。

 

では

 

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