今回はバルセロナ退団を発表したセルヒオ・ブスケッツ選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はバルセロナ(2012~2018)時代です。
①MSNを支える役割に
グアルディオラ監督が退団した2012-2013シーズン後も、ソングの加入やチアゴの台頭などもありながら引き続き信頼を得てレギュラーとしてプレー。
チーム自体は苦しむ時期はあったものの、自身は高品質なプレーを継続し確かな質を担保していました。
そしてルイス・エンリケ監督が就任した2014-2015シーズンでは途中から結成された「MSN」を支える役割に。守備では確かな読みによるインターセプトやカウンタープレスにおいて活躍し、ビルドアップでは天才的と言える判断力でボールを散らしていき、攻守のバランスがシビアなチームのタクトを執り続けました。
その働きもあり初年度にいきなり3冠を達成。グアルディオラ監督とルイス・エンリケ監督、二人の名将の下中心選手として、輝きを放つこととなりました。
②盟友との別れ
しかしその栄冠の最中、長らく共にチームを支えていた盟友との別れを経験することとなります。
生粋のボールプレーヤーであるシャビは丁寧にビルドアップをして段階的に相手を崩すサッカーから前線の3人に攻撃面の大半を任せるサッカーへの意向により存在感を無くし、2014-2015シーズンを最後にカタールのアル・サッドに移籍。
そしてイニエスタも運動量が落ち、強度のある守備が維持できなくなり(戦い方の変化もあります。)、2017-2018シーズン後にヴィッセル神戸に移籍。
クラブ、代表共に黄金期を作り上げた中盤のトライアングルは解体。新たなサイクルの始まりとなっていましたが、ブスケッツ選手はその中でも絶対的な存在に。
ただ同時に替えが効かない事が大きな問題となり、クラブは後釜候補を探し続ける事となります。
③黄金時代の終焉を見届けることに
そして黄金時代を築いていた代表でも2014年W杯で敗退の憂き目に。
自身は安定したパフォーマンスを見せるも、徐々に黄金時代のタレント力に陰りが見えると、彼に対しての依存度が高まっていくこととなります。
その為スペインに勝つ方法=ブスケッツ選手を試合から消すこととなり、マークが厳しくなる事に。それでもボールを持てば流石というプレーを見せるものの、ユーロ2016での敗退もあり、黄金時代の終焉を見届けることになります。
さらに2018年ロシアW杯の直前にロペテギ監督がレアルマドリードと2重契約を結んだとしてスペイン代表監督を解任されイエロ氏が新監督に就任するも、そのドタバタも影響もあったのかチームは低調な出来に終始。決勝トーナメントまで進むも開催国ロシアにPK戦の末敗退してしまいます。
失意のままロシアを後にするものの、大会後にバルセロナで師事したルイス・エンリケ監督の就任が決定。名将の就任に期待の声が高まるのでした。
では
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