今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第14回目は「チェルシー」です。
主な加入選手
アダラビオヨ(←フルハム)
デューズバリー=ホール(←レスター)
ヴェイガ(←バーゼル)
ネト(←ウォルヴァーハンプトン)
サンチョ(←マンチェスターユナイテッド)
ギウ(←バルセロナ)
主な放出選手
チャロバー(→クリスタルパレス)
ウゴチュク(→サウサンプトン)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ4位以内
カップ戦タイトル獲得
新シーズンのノルマ
リーグ6位以内
①再び大刷新を敢行
昨シーズン後半の追い上げもあり何とか6位に食い込むも、ポチェッティーノ監督が解任。レスター昇格の立役者であったマレスカ監督の下再スタートを切ることになったチェルシーですがオフに再び大刷新を敢行。
マートセン、ホール、ハッチンソン等PSRの関係でレンタルバックしたユース選手を大量に売却し何とか逃れるも、それに懲りていないのか今シーズンも大量の若手選手を加え一時期トップチームの人数は40人以上に。
生え抜きのチャロバーやギャラガー、不良債権しつつあったルカクやスターリングを放出し体裁は整えるも、肝心のセンターフォワードのビッグネーム獲得は実現できず、ネトやサンチョを獲得したことによりウイングが戦力過多になる等アンバランスなスカッドになり、不安材料が多い中開幕を迎えることとなりました。
②称賛される監督の「選択」
しかし開幕戦のシティ戦に敗れるもその後4勝1分と見事に持ち直し、まずまずのスターとを切っています。
その要因はマレスカ監督の「選択」。多すぎるスカッドに対して明確に線引きをして使える戦力を厳選し、組織作りに着手。さらに昨シーズンのメンバーをベースにすることによりスムーズに戦術を浸透させることに成功しました。
特にパルマーは昨シーズンと同様の役割を与えられ、さらにビルドアップが安定したことにより自身の役割に専念し決定的な働きを連発。先日行われたブライトン戦では前半だけで4ゴールを挙げる離れ業を行いその局面打開力の高さを見せつけました。
また守備面でもディフェンスリーダー資質を持つコルウィルを軸にする事で安定。相方のフォファナも思い切ったパフォーマンスを見せています。
正直この戦力の取捨選択を間違える監督は数多くおり、マレスカ監督のこの働きは称賛されるべきものであると思います。
③いかに試合に集中できる状況を作っていくのか
ただ戦い方の練度はまだまだ熟成されているとは言えず、今後強豪との対決で劣勢に立たされた際や、コルウェルやカイセド、パルマー等の軸が離脱してしまった際の戦い方は見る必要性はありそうです。
それでもほぼゼロベース&首脳陣からのバックアップもチグハグな中でこのスタートを切れたのは大きく、今後もその戦いぶりには期待したいです。
後は冬の移籍市場で再び首脳陣が大暴れする等、チームの内部から混乱を招く行動を行わないかを祈るばかりです。
まずはプレミアリーグを戦う上で良いスタートを切れたチェルシー。喧騒が絶えないクラブなので、いかに試合に集中できる状況を作っていくのか、今後のマレスカ監督のマネジメントに注目です。
では
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