ここ3戦公式戦で勝利が無くポステコグルー監督の去就も騒がしいトッテナムと、公式戦4連勝中で戦前の不安を見事に跳ね除けたマレスカ監督率いるチェルシー。対照的なチーム同士で行われるロンドンダービー。必見です。
ということで先日行われたプレミアリーグ第15節トッテナムvsチェルシーの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
トッテナムはレギュラーセンターバックが共に復帰した守備4-1-4-1の4-3-3を採用。対するチェルシーは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はいきなり動くこととなり、パスを受けたククレジャがまさかのスリップでボールを失うと、ボールを奪ったブレナン・ジョンソンからグラウンダーのパスをソランケが見事にニアで合わせてトッテナムが先制します。
さらにパス回しの中で再びククレジャがスリップしてしまうと、パスを受けたクルゼフスキがカットインして左足を振りぬき、ゴールに突き刺し瞬く間に追加点を挙げます。
早々にビハインドを背負ったチェルシーですが、その直後にサンチョが見事なカットインからのシュートを突き刺し早い時間で1点差に。
その後も冷静にカイセドを偽サイドバックにしたビルドアップでボールを回しチャンスを作りパルマー、ネトが次々と決定機を作っていくことに。対するトッテナムは15分にロメロが負傷交代を強いられるアクシデントに見舞われ、フォースターの好セーブはあったものの押し込まれる状態でチャンスはセットプレーに限られることに。
前半はチェルシーペースで折り返すこととなります。
後半
後半チェルシーにもアクシデントが発生しラヴィアをグストに交代。ククレジャを偽サイドバックとして振舞わせるビルドアップに変更します。
それでもチェルシーは攻勢を続けペースを握ると、ボックス内に侵入したカイセドをビスマが倒してしまいPKを獲得。パルマーが冷静に決め、チェルシーが同点に追いつきます。
トッテナムはソン・フンミンが決定機を迎えるもチャンスを作るのは散発的で中々ペースを握れずにいると、パルマーのシュートのこぼれ球をエンソがニアサイドを打ち抜きチェルシーが逆転します。
その直後にファン・デ・フェンまでも負傷交代を強いられたトッテナムは、サールがパルマーを倒してしまいPKを献上。屈辱とも言える「パネンカ」を決められると、アディショナルタイムにソン・フンミンが得点するも反撃及ばずそのまま試合終了。
チェルシーが公式戦5連勝を果たしました。
総評
トッテナムはホームで痛すぎる連敗を喫し、これで公式戦4戦未勝利に。
今回も揃って両センターバックが負傷交代を強いられる不運はあったものの、やはり気になるのは「無謀」にも映るその戦い方。2-3-5でビルドアップを行いハイラインは維持するものの一度プレスを剥がされたら一気にゴール前まで持っていかれており、裏抜けに対するカバーリングの意識も希薄。
これまでは圧倒的なスピードを誇るファン・デ・フェンやヴィカーリオの神がかったセーブに救われた部分はありましたが、この所両者は不在が続いている状況。ドラグシンはそもそもタイプが違い、フォースターに神がかった活躍を求めるのは酷だと思います。
ポステコグルー監督の性格や今までの流れを考えると戦い方を変えるのは考えにくいですが、この状況が続けば監督解任もありえる状況なだけに今後の決断に注目です。
一方チェルシーは不運な形で2点を失うも冷静に流れを引き寄せ見事に逆転勝利。マレスカ監督はラビアのアクシデントの際もサイドバックだけではなくセンターバックの位置も変更する等(意外にこの選択を取れる監督は少ないです。)、終始冷静で自身に溢れた采配を見せ、見事にチームを勝利に導きました。
そしてビルドアップの手助けから崩し、そして2本のPKを沈めたパルマーは正に試合の「支配者」に。絶大な存在感を示し続けており、どこまでこの勢いを維持出来るか今後のプレーも楽しみです。
不運の中でも冷静に試合を支配し逆転したチェルシー。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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