今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 4-2 DeNA ○村上 5勝7敗 岩崎 3勝3敗16S
51勝 43敗 5分 313得点 272失点 3位
①勢いそのままに「天敵」を打ち崩し、8連勝
先発は村上投手。2回四球と死球で1アウト満塁のピンチを背負うと、林選手に犠牲フライを許し先制点を与えます。
しかしその後は粘りの投球で追加点を許さずにいるも、打線は「天敵」となっているDeNA先発ジャクソン投手から中々チャンスを作れず、大山選手のダブル空過もあり得点には至りません。
それでも現在勢いのある打線は5回に1アウト2塁のチャンスを作ると、森下選手のタイムリーで同点に追いつき、更に大山選手、坂本選手のタイムリーでこの回一挙4得点。一気に逆転を果たします。
村上投手は8回までマウンドに上がるも1アウト2,3塁から宮崎選手にタイムリーを打たれなおもピンチが続くも、続く石井投手が1アウトを奪いますが2アウト満塁の大ピンチ。そこでマウンドに立った桐敷投手が素晴らしい投球を見せ佐野選手を打ち取り切り抜けると、9回は岩崎投手がしっかり抑え試合終了。
勢いそのままに「天敵」を打ち崩し、8連勝を果たしました。
②接戦時の中継ぎ不安が露呈し、連勝がストップ
先発は大竹投手。初回1アウト2塁のチャンスを作ると森下選手が2ランを放ち9試合連続となる打点を挙げます。更に佐藤輝選手が2者連続となるホームランでいきなり3点を先制します。
しかしその裏1アウト1,2塁のピンチを背負うとオースティン選手に3ランを浴び同点に追いつかれます。
その後打線は3回、4回とチャンスを作るも決めきれずにいましたが、5回に1アウト3塁から佐藤輝選手が勝ち越しのタイムリーを放ち1点のリードを奪います。
しかし6回に再びオースティン選手に一発を浴び同点とされると、7回登板した岩貞投手がストライクが入らない乱調もあり2アウト1,2塁のピンチを背負うと、佐野選手にタイムリーを浴び近本選手の悪送球もあり2点のリードを奪われます。
さらに8回3番手岡留投手が掴まり一挙4失点を喫し試合終了。
接戦時の中継ぎ不安が露呈し、連勝がストップしました。
③アイブラックコンビが躍動し、カード勝ち越し
先発は西投手。初回打線は1アウト2塁のチャンスを作ると、森下選手が10試合連続打点となるタイムリーで先制点を挙げます。
しかしその後4回に満塁のチャンスを作るも得点ならず。それでも西投手は球数を使わされるものの粘りの投球で2回、4回のピンチも見事に切り抜けると、5回1アウト1,2塁のチャンスから佐藤輝選手が放った打球はバックスクリーン右に突き刺さる3ラン。欲しかった追加点を挙げます。
その後打線は2度の満塁を生かせずにいるも、石井、桐敷、ゲラ、岩崎投手と勝ちパターンをつぎ込みそのまま試合終了。
アイブラックコンビが躍動し、カード勝ち越しを決めました。
総評
連敗中且つ絶不調のDeNA相手に2戦目に負け、所謂「連敗爆弾」を渡される所でしたが3戦目にきっちり勝利しカード勝ち越し。巨人、広島が取りこぼさなかったのでゲーム差は縮まる所か広がってしまいましたが調子自体は良いだけにこのまま勝ち進んでいって欲しいです。
打線は森下選手と佐藤輝選手の「アイブラックコンビ」が爆発。共に打率5割近くを残し、森下選手に関しては10試合連続打点と離れ業を行っています。それは裏返せば1,2番が機能しているのを象徴しており、今後も大いに打ちまくって欲しいです。
ただ守備、走塁において雑さが見えてきているのが気がかりで、乗っているのはいいもののしっかり地に足を付けてプレーして欲しいです。
それに対して投手陣、特に中継ぎ陣には不安を残し、石井、桐敷、ゲラ、岩崎投手以外の投手がピリッとしません。頼みの綱だった岩貞、岡留投手も2戦目に打ち込まれとても接戦、リード時には使えない状況。だからと言って中々計算しにくい岩田、佐藤蓮投手に賭けるのも酷なので桐敷、石井投手の登板数がかさんでいる中、彼らの奮起が不可欠になってくると思われます。
次はヤクルト戦。9連戦最初のカードなのでいかに石井、桐敷投手を使わない状況まで持ち込み勝ち切れるか、期待しています。
では
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