※ネタバレ有り
今回は名探偵コナンの「ラム」について書いていきたいと思います。
①群を抜いたその存在の重要性と発言力
黒の組織にて「あの方」と呼ばれるボスの側近を務める参謀で、灰原哀曰く組織における事実上のNo.2の人物です。
組織のNo.2とまで言われるだけあって他のコードネーム持ちの面々とは一線を画す地位に君臨。組織におけるその存在の重要性と発言力は群を抜いており、誰に対しても不遜な態度を崩さないベルモットですら敬語を使う程です。また灰原はラムが近くにいるだけで冷や汗をかいて震えるだけでなく、思わず地に伏せるという反応を見せています。
ただ現在はあの方の補佐や実動部隊の後方支援に従事しており、任務の現場に本人が直接出向くことはほぼ皆無で、彼の姿を見たものは現メンバーでもほぼいない状態です、
因みにバーボン(安室透)曰く「かなりせっかち」らしく、催促のメールには「Time is money(時は金なり)」の言葉が付けられています。
「工藤新一の情報を要求する・・・ Time is money! 」
②長らくその正体は謎に
作中では名前が出てからは長らくそのその正体は謎に。
「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」「それら全てが影武者」と数多の噂が流れていましたが、共通しているのは何らかの事故によって左右どちらかの目を失い、義眼を嵌めているということでした。
その結果、
・事故に遭い右目が義眼となった警視庁捜査一課管理官「黒田兵衛」
・右目に障害があると思われるコナンたちのクラス(1年B組)の副担任「若狭留美」
・左目に眼帯をつけている流れの板前の「脇田兼則」
が候補に挙がる事に。
いずれも一癖も二癖もある人物で、怪しい行動も。その正体に注目されましたが、、、
③マフィアのボスを彷彿とさせる姿
その答えは脇田兼則。素顔は禿頭で左目が白目の義眼となっている初老の男性で、黒いスーツを身に纏い葉巻をいつも咥えており、マフィアのボスを彷彿とさせる姿をしています。
作中の「黒ずくめの謀略」にてFBI捜査官の連続殺害計画を主導するべく作戦に参加し、司令塔としての本領を遺憾無く発揮。
「今回の件はあの方からお叱りを受けました… 少々目立ちすぎだと… だがFBIが必死に守ろうとしていた男を葬った事は… 評価するとも… 私としては生け捕りにして… 色々、聞きたかったんですけどねぇ…。」
数ある名探偵と同等かそれ以上の洞察力と推理力を持ち併せており、あの「チート」工藤優作をもってして警戒を強めざるを得なかったことから、その実力が伺い知れます。
因みにあらゆる物事を目で記憶し自由に思い出せる「フォトグラフィックメモリー」の特殊能力を持っており、その能力で政財界の大物たちの弱みを握り操ってきた為、実質彼のお陰で黒ずくめの組織は成長したともいえる人物です。(現在はその能力は失われているみたいです。)
「RUMというのはアダ名ではない…長年あの方に仕えた父から受け継いだ…コードネームですよ…」
実質組織の最終ボスとしてコナンに立ちはだかってきそうな「ラム」。今後の動きにも注目です。
「やはりこの右目の…時を戻すしかなさそうですねぇ…」
「あの薬の効力が…私の想像通りならの話ですがねぇ…」
では
【39.安室透&脇田兼則】名探偵コナン ぱしゃこれ Vol.4
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