今回は主要欧州クラブの2023-2024シーズン総括を書いていきたいと思います。
8回目は「アタランタ」です。
リーグ 勝ち点69 21勝 6分 11敗 72得点 42失点 4位
コッパイタリア 準優勝
ヨーロッパリーグ 優勝
基本布陣
①悲願の優勝を掴んだオールコートマンツーマン
オフにはブレイクしたホイルンドをマンチェスターユナイテッドに売却し、さらに近年の功労者であったサパタやデミラルを放出。代わりに獲得したのは前クラブでは結果を残せなかったデ・ケテラーレやスカマッカを獲得するも、それ程大きな期待をかけられたわけではありませんでした。実際前半戦はデ・ケテラーレのブレイクはあったものの不安定な戦いに終始し、中位に留まっていました。
しかし年明けを5勝2分で一気にジャンプアップすると以降は安定した戦いを披露し、リーグ戦の敗戦を僅か4に抑え見事にチャンピオンズリーグ出場権を掴み取ると、ヨーロッパリーグでは当時乗っていたリヴァプールをアンフィールドで0-3で「粉砕」し、難しい準々決勝を勝ち抜けます。
そして決勝のレバークーゼン戦では51戦無敗の欧州記録を作り、奇跡のチームと評された相手に強度の高いオールコートマンツーマンを仕掛け封殺。ルックマンがヨーロッパリーグ初となる決勝でのハットトリックを記録する等素晴らしい戦いぶりで悲願の優勝を達成。1週間前にコッパイタリア決勝で敗れていただけに、その喜びはひとしおだったと思います。
②若手の飛躍と巧みな選手起用。
そんな中前述したデ・ケテラーレは勿論の事、ルッジェーリ、エデルソンがレギュラーに定着し、スカルヴィーニは怪我はしたものの評価を確立。若手選手が飛躍したシーズンとなりました。
そこにガスペリーニ監督が1トップ+2シャドー&2トップ+トップ下等を巧みに使いこなす選手起用が光り、スカマッカはシーズン終盤にゴールを量産しルックマンも前述したレバークーゼン戦のハットトリックに併せて二桁得点を記録。コープマイネルスのシャドー起用も上手く嵌り爆発的な得点力を誇りました。
③主力の慰留に努める夏に
ただこの躍進により中心選手の移籍話が次々に出ることに。
特にコープマイネルスとエデルソンにはビッグクラブの触手が伸びており、どちらもキープするのは困難であると言えます。
その為今夏はいかに主力を慰留しつつ、戦力維持が可能な新戦力を確保出来るかが勝負に。特にチャンピオンズリーグ出場権を得ている為今シーズンと同等以上の戦力確保が不可欠になる為フロントの力の見せどころでもあるでしょう。
予想外と言える躍進を果たし欧州初タイトルを獲得したアタランタ。来シーズンの戦いぶりにも注目です。
では
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