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イングランドvsスロバキア~「マドリディズモ」が発動し、見事逆転勝ち~【サッカー】

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グループリーグ3試合いずれも予想以上に内容が乏しく批判に晒されているイングランドと、グループリーグ初戦にベルギーに勝利しユーロ2016以来の決勝トーナメント進出を決めたスロバキア。タレント力ではイングランドが圧倒的優位ながらもスロバキアの組織がひっくり返す可能性は十分にある為、楽しみな試合です。

 

ということで先日行われたユーロ2024決勝トーナメント1回戦イングランドvsスロバキアの感想です。

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両チームのスタメン&結果

 

前半

イングランドは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するスロバキアは守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。

試合はイングランドがボールを保持しますが、ビルドアップが整理されていない為スロバキアハイプレスの餌食に。裏を突いたハンツコの惜しいクロス、ハラスリンの決定機があるもののイングランド個の守備で凌いでいきます。

それでもスロバキアはロングボールをストレレツがキープしスルーパスを送ると、走り込んだシュランツがGKとの1対1を制しスロバキアが先制します。

まさかの先制点を奪われたイングランドですが、ケイン、べリンガムを中心にボールを前に運ぼうとするもオフザボールに乏しく決定機を作れないまま前半を終えます。

 

後半

後半立ち上がりにイングランドはトリッピアーの折り返しにフォーデンが合わせ同点に追いついたと思われましたがオフサイドの判定。中々ペースを握れません。

しかしその直後連係ミスからストレレツに決定機を与えるも何とか凌ぐと、パルマーを投入しサカを左サイドバックに配置しエゼ、トニーを投入し打開を試みます。

ただスロバキアの守備は崩せず時間はとうとうロスタイムに。するとウォーカーのロングスローをグエイが頭で逸らすと中央で待ち構えていたべリンガムが見事なオーバーヘッドでゴール左隅に決め、イングランドが土壇場で同点に追いつきそのまま試合は延長戦にもつれ込みます。

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延長

すると勢いを取り戻したイングランドは延長開始直後にエゼのボレーショートの当たり損ないをトニーが頭で繋ぎ、待ち構えたケインが押し込み遂に逆転

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その後スロバキアは攻勢に出るもののイングランド守備陣を崩す事が出来ずそのまま試合終了。

イングランド土壇場で試合をひっくり返し準々決勝進出を決めました。

 

総評

イングランドは土壇場でべリンガムの「マドリディズモ」が発動し、見事逆転勝ちを果たしました。

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ただそれまではグループリーグと同様後ろに重いビルドアップとオフザボールの乏しさで中々スロバキアのディフェンスラインを動かす事が出来ず、後半終了間際には次々とアタッカーを投入しファイヤーフォーメーションを組む等正直戦略、戦術的には機能しているとは言えず、ほぼ個人能力に依存した戦い方となっていました。

そんな中絶大な存在感を放ったのはライス。攻撃面では的確な配球で振り分け、守備面では圧倒的フィジカルで攻撃の芽を潰す活躍。プレスが機能せず不安定だった守備を引き締めていました。

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一方スロバキア最後の最後で力尽きるものの途中から5-4-1でしっかりブロック守備を遂行する等素晴らしい戦い方を披露。

特にストーンズ、グエイとプレミアリーグを代表するセンターバック相手に起点を作り続けたストレツツは気の利いた守備なども併せて素晴らしい活躍を披露。最後までイングランドを苦しめる要因となり続けました。

 

見事勝ち進んだイングランドですが次はイタリアを粉砕したスイス。この不安定な組織のまま大きな批判への反発力と団結力で勝ち進んでいけるか、注目です。

 

では

 

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