阪神タイガース（2024）ヤクルト戦～まさかの中継ぎ陣が崩れ、逆転負け～【プロ野球】

今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神中止ヤクルト

阪神 1-6 ヤクルト　●伊藤将　３勝４敗

阪神 5-6 ヤクルト　●漆原　３敗

34勝　34敗　5分　205得点　200失点　4位

①初回の3失点が響き敗北

先発は伊藤将投手ですが、初回四球とヒットでノーアウト1，3塁のピンチを背負うと、オスナ選手のタイムリー、村上選手のセカンドゴロ、サンタナ選手の犠牲フライで3点を失います。

更に3回には小幡選手のエラーもあり1アウト満塁のピンチを背負うと、サンタナ選手、長岡選手にタイムリーを浴びこの回2失点でノックアウト。3回までに5点のリードを奪われます。

打線はヤクルト先発奥川投手を捉えきれず、返したのは5回の1点のみ。更にその裏には村上選手にホームランを浴び万事休す。野口選手が良い当たりを飛ばす等好材料はあったものの、初回の3失点が響き敗北を喫する事になりました。

②まさかの中継ぎ陣が崩れ、逆転負け

先発は西投手。初回お互いにチャンスを作るも得点は生まれず序盤は投手戦になりますが、4回大山選手のフェンスギリギリオーバーのホームランで先制し梅野選手のタイムリーツーベースで2点を先制します。

その裏オスナ選手に一発に浴び不穏な空気が流れますが、6回2アウト2塁から梅野選手のこの日2本目となるタイムリーで追加点。更に7回にも大山選手のタイムリーが生まれ、8回にも糸原選手の打球がオスナ選手のエラーを誘い（タイムリーにさせて欲しかったです）、点差を4点に広げます。

しかしその裏桐敷投手が打ち込まれ村上選手にタイムリーを打たれ1点を返されると、2アウト満塁から漆原投手が長岡選手に走者一掃となる3点タイムリーを打たれ同点に。

さらに急遽代わった岩崎投手が山田選手に勝ち越しのタイムリーを打たれ逆転されると、9回に佐藤輝選手がこの日3本目となるツーベースを放つも走者植田選手は惜しくもタッチアウト。

まさかの中継ぎ陣が崩れ、逆転負けを喫しました。

総評

1戦目は伊藤将投手の乱調、2戦目は中継ぎ陣が崩壊と、これまで何とかチームを勝利に導いていた投手陣が崩れ2連敗。特に2戦目の桐敷投手が崩れたのは大きく、その蓄積疲労が心配されます。

ただそれ以上に問題だったのは首脳陣の連係ミス。監督曰くゲラ投手を投入しようとしたもののブルペンで用意していたのは漆原投手と何故か前日2イニング投げていた島本投手。その結果本来9回に投げる筈の岩崎投手が準備しきれず打たれる事となりました。

正直この継投ミスは投手コーチだけの責任では無く、それを指揮している監督の責任でもあり、それを試合後のコメントで酷評するのは筋違い。（コメントは自分の責任と言い切り裏で照らし合わせるのが適切かと思われます。）また所謂「言わんでもわかる」は昔ならともかく今では通用せず、伝達出来ていない際の只の言い訳であり、首脳陣の意思疎通が出来ていない事を証明してしまっています。

選手にも苦言を呈し遂にはコーチまでも。岡田監督のこの振る舞いは正直目に余るものがあり、打線の復調等プラス要素が打ち消されてしまっています。

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次は首位広島戦。シーズン半ばながらも何故か瀬戸際に追い詰められているような雰囲気になっているチームはこの難局を超えることが出来るのか、注目です。

では