きちのうすめ雑記

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現代サッカーセンターバック論③~守備編~【サッカー】

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今回は現代サッカーのセンターバックについて主観を元に書いていきます。


今回は「攻撃面」についてです。

 

①パス

まずは「パス」です。

2000年代後半からグアルディオラ監督が起こしたポゼッションスタイルのサッカーで「繋げる」ディフェンダーが注目されましたが、今やそれは「当たり前」に近い状態になっており、むしろ「繋げない」方が目立つようになっています。

それでもフンメルスドルトムント)やクバルシ(バルセロナ)等は身体で騙し縦パスを差したり、美しい対角線のフィードで局面を打開しており、後方からのゲームメイク力に優れたセンターバックはこれからどんどん登場してくると思います。

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②ボールキャリー

次は「ボールキャリー」です。

ビルドアップ時にボールを持ち運び数的優位を作る能力ですが、自陣で行うのはリスクが高いプレーであり、絶妙な緩急と卓越したボールスキルが必要となってきます。

またパスやプレス耐性に比べて必ずしも必要な能力ではなく+αの能力である為、精度の高いドリブルを見せる選手はパウ・トーレスアストンビラ)、リュディガー(レアルマドリード)等限られています。

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③プレス耐性

次は「プレス耐性」です。

ハイプレスが進化している現代サッカーにおいてプレスをいなす能力は年々求められるレベルは高くなっており、今やパスと同等レベルとなっています。

ボールを保持する為の高い身体能力に併せてボールの置き所を瞬時に決める技術、そして素早い判断力を必要としており、特にボール保持を重要視するサッカーを行うにはこの能力が高くないと話になりません。

過去ではピケ(元バルセロナ)が異次元とも言えるプレス耐性を誇っていましたが、今ではストーンズマンチェスターシティ)やセンターバックで起用された際のベン・ホワイトが高いプレス耐性を保持。これからも重要視されるであろう能力となっています。

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④セットプレー

次は「セットプレー」です。

セットプレーはサッカーという競技の得点の3割を占めており、守備戦術が発達している現代はより重要度が増しているとも言えます。

そんな中高さで違いを見せられるセンターバックの選手は貴重な得点源となっており、実際彼らの得点で勝負が決まる場面を多々見てきています。

その象徴なのはセルヒオ・ラモス(セビージャ)で、チャンピオンズリーグ決勝を筆頭にセットプレーから数々のゴールを決めてきており、現在もマガリャンイス(アーセナル)やマグワイアマンチェスターユナイテッド)がゴールを生み出しておりチームを救っています。

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リベロ

最後は「リベロ」です。

かつては元ドイツ代表のベッケンバウアー氏を筆頭に、守備だけではなく攻撃時も司令塔としてゲームメイクを行い時には得点にも関わる等革命的な役割となっていましたが、分業制が進みスペースが消えた現代サッカーにおいてはその役割をこなす選手はいないと言えます。

それでも長谷部(フランクフルト)は3バックの中央に位置しそれを彷彿とさせる動きを見せ話題を呼ぶことに。それでも現状センターバックの役割はあくまで守備がメインであり、このような選手が台頭したらサッカーの流れが変革期に差し掛かる時期であると言えます。

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そんな中気になるのはマンチェスターシティが行うセンターバック。そこで得点まで量産してしまう選手(ロドリが最適であるとは個人的には思います。)が出てこればリベロ」の再来であると言えますね。

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では

 

(アディダス) adidas/20/21レアルマドリード/ホーム/半袖/セルヒオ・ラモス/HAL03-FM4735

 

(ナイキ) NIKE/18/19バルセロナ/ホーム/半袖/ピケ/LFP優勝バッジ/894430-456