※ネタバレ有り
今回は名探偵コナンの「松田陣平」について書いていきたいと思います。
①分解魔
警視庁刑事部捜査一課強行犯三係に所属していた刑事で作中では既に故人。当時の階級は巡査部長です。
髪はボサボサで常にサングラスをかけており、スーツも着崩す等容姿を気に掛けず、さらに言動は荒々しく、それに加えて冷めた態度をとって周囲から反感を買う等協調性にも欠けとても刑事とは思えない人物ですが、実は内には熱い心を秘めており、それを感じたのか周りの人物からは「ワイルド」と評されています。(因みに佐藤からは「柴犬とドーベルマンを足して2で割った感じかな」と例えられています。)
強行犯係に来る前は警備部機動隊の爆発物処理班に所属しており、所属先ではエースとして活躍し、複雑な構造の爆弾もあっという間に解体してしまいます。
「この程度の仕掛け、3分もありゃ十分だ」
しかし勝手に分解して改造したり、時にはポルシェをガルウィングにしようとして萩原の父親に怒られる等、前々から「分解魔」として知られており、その長所を見事に仕事に生かしたとも言えます。
「あーやっぱシリンダーストップいっちゃてたわ! バレルとシリンダーの軸線もズレてたしこれじゃー当たらねぇぜ・・・」
その萩原とは幼馴染みで親友。熱くなりやすい自身のストッパー役となっています。
因みに顔は高木刑事と少し似ていて、カツラを被りサングラスをかけるとそっくりに。そのせいで佐藤刑事にひっぱたかれますが、劇場版ではうまく利用しています。
②警察嫌い
警察学校篇では降谷零・諸伏景光・萩原研二・伊達航と同じ班に組まれる事に。降谷とは早々に殴り合いを繰り広げる等、問題児っぷりを発揮していましたが、徐々に打ち解け最後には彼に自身の信条ともいえる言葉を伝える程の仲になります。
「焦りこそ最大のトラップだぜ?」
また作中では「警察嫌い」の一面を見せることに。幼少期にプロボクサーの父が殺人事件の犯人として誤認逮捕された過去を持っており、警視総監を殴るために警察官を志したことが判明。それでもいい仲間を得て、自身が「ジャジャ馬娘」と評していた刑事とコンビを組むことになります。
「今でも腹ん中じゃ思ってるぜ‥‥警察なんて‥‥クソ食らえってな!!」
③親友の無念を晴らすことなく
警察学校卒業後は警備部機動隊の爆発物処理班に所属していましたが、爆弾事件で親友の萩原研二を亡くすことに。その際に特殊犯係に転属を希望するも頭を冷やすようにと強行犯係に回される事になりました。
それでも爆弾魔を追い続け、転属されてわずか1週間後の11月7日に爆弾魔が仕掛けた爆発物の場所を突き止める事に成功するも、「爆発寸前の3秒前でなければ別に仕掛けられた爆弾の場所が表示されず、多数の被害者が出る」という罠を前に。そして自ら犠牲となる道を選び場所を佐藤の携帯電話にメールで送信し、親友の無念を晴らすことなく殉職する事になります。
「悪いな萩原…どうやらおまえとの約束は…」
この出来事は佐藤の心に長く傷を残すことになり、3年後にコナン達が爆弾犯の男が逮捕するまで引きずることとなります。
「あんたの事 わりと好きだったぜ」
短い間でも多くの人の心に残った松田刑事。その想いは降谷に引き継がれています。
では
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